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フリーター医師(1) 

おはようです、嶋田です。
近年、世の中では若者のニートやフリーターといった事が社会問題になっていますね。

医師の場合はどうでしょう?
言ってみればアナウンサーみたいにフリーランス・ドクターとでもいいましょうか?そんなフリーランス・ドクター(FD)は医療界ではどういう役割を果たすのでしょう?

普通、医師は大学を卒業して大学医局か市中病院で研修・経験を積んで10年程で一応、一人前と言われるようになります。外科医の場合は違いますが。
その後特定の医療機関で更なる経験、研究、専門性を増していき、最終的には一定の役職に落ち着くか、開業するかするわけですね。

FDは特定の病院などの医療機関に所属しておらず、近年発展してきた医療斡旋業者(ドクターエージェエント業)などを通してアルバイトを主として収入を得ると仮定する。
そうすると、FDは必然的に医者の足りていない病院へ赴くことになり、医者の足らない地域への医者不足を穴埋めすることになるわけです。最近、地方国立大学の医学部入学人員増加が行われる程、地方の医者不足は深刻です。

これを補うことができるのは短期的にはFDであるとも言えますね。
だって今医学部1年生が増えたって、1人前になるのは15-20年後くらいなんですから。

医者の立場から見れば、FD(こんな言葉はありません)なんか専門性もなけりゃ、ただフラフラしているような印象ですが、実は現代医療の溝を埋めるという需要な役割を果たす可能性があるわけですね。
実はあまりバカにできないですね。

物事にはいろんな側面があります。物でも人でもある一面だけ見て判断はしないほうがいいでしょうね。

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