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英バークレイズ、ETF事業部門「iShares」売却か(2009/3/17記事) 

おはようございます、嶋田です。
ETF業界ではビッグニュースでしょう。「iShares」で有名なバークレイズ・グローバル・インベスターズ(BGI)が売却されるというニュースです。

英バークレイズ、ETF事業部門「iShares」売却か (Hedge Fund Klug)

英銀大手のバークレイズは、JPモルガン・カザノブに、ETF事業の買取を打診していたことが、関係筋の情報から明らかになった。バークレイズが売却を検討しているのは、同社の資産運用部門バークレイズ・グローバル・インベスターズ(BGI)のETF事業。BGIは世界最大のETF運用会社であり、iSharesのブランド名で知られるETFは、日本でも購入することができる。報道によれば、同事業の売却額は40億ポンドに達するとの見通し。
しかし、複数のアナリストが算出したBGI全体の資産価値が50億ポンドであることから、売却額は40億ドルを下回ると見られている。バークレイズが売却先を模索していることは、同行が英政府による支援を避けるため、現金の積み増しを試みていることを示している。一部のアナリストによると、バークレイズは、資産を売却するか新株発行を行い、資金を調達しなければならないとのこと。他の方法として、バークレイズが英政府に新株を引受けてもらう選択肢もあるが、民間銀行としての独立性を維持するため、同手段を実行することは困難とされている。
バークレイズの自己資本水準の精査は、英政府による資産保障制度の適用申請をすべきかどうかの議論の中で生じた。同制度の適用を申請すれば、同行は、将来の損失を限定できるが、その代償として自己資本を著しく毀損する可能性がある。バークレイズの広報担当者は、ETF事業売却の可能性についてコメントを控えたが、関係筋によると、同行は申請の有無に関わらず、資本増強の手段を模索しているという。保証制度への申請期限は今月末までとなっている。既に同制度の活用を表明している銀行には、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)やロイズ・バンキング・グループがある。
(引用終わり)
これは千載一遇のチャンスです。「40億ドルを下回る」ということなので随分とお買い得のように思いますが、先見の明がある日本の証券会社がいないものでしょうか? 是非、買収してほしいものです。ロイター記事では「中東関係者」が興味を持っているということです。では。


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[ 2009/08/15 12:47 ] 資産運用一般 | TB(0) | CM(0)

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