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フリーランス医師の座談会 

こんばんは、嶋田です。
株は持っていませんが、よく見てポイントゲットさせていただいているm3.comで5回にわたり「私が勤務医を辞めたわけ」なんて座談会をやっていましたので紹介します。以下に一部ですが抜粋します。

A先生:心臓血管外科
1989年卒。長年、心臓血管外科医として勤務。2007年春、退職。内科外来や健診の仕事をしながら、開業を視野に入れ、勉強中。
B先生:1995年卒。麻酔科医。約3年前に独立し、現在は複数の麻酔科医でグループを組み、複数の病院と契約する形で麻酔の仕事に従事。
C先生:消化器内科
1996年卒。消化器内科医。2007年春、退職。内視鏡検査や消化器内科の外来などを複数の病院で担当。

第5回のフリー医師の「不安定さ」と「身軽さ」より引用

―最後に先生方、言い残したことなどがあればお願いします。

 C先生 先ほど、B先生が今の仕事が、今後の行政の動きなどに左右されるかもしれないとおっしゃいましたが、その辺りの不安、「保険」はどうお考えですか。

 B先生 確かにフリーのデメリットというか、不安は、将来の見通しが立ちにくい点です。今は複数の病院を契約していますが、最終的に一番いいと思える病院を幾つかホームグラウンドとして契約するのではと、ぼんやりとですが、考えています。

 C先生 僕は全く先が見えていません。というか、見なくていいかなと。勤務先の自治体病院で、ある診療科の先生が辞めたので、2年契約で年収2000万円で医師を新規採用したのです。本当にやる気のある優秀な先生ではあったのですが、僕たちもいったん辞めて、2000万円で雇ってもらおうと、冗談で院長に話したところ、院長が「僕の給与は、彼より低い」と。2000万円という年収はそれなりの額ですが、そんなに夢のある話ではありません。「ここにいればいいことがある」と考えるより、「今がいい」と思って生きる方がよほどいいかと。

 B先生 それは仕方ないですね。今の医療の状況は10年前、20年前に予想できなかったわけです。確かに医療界がこの先、どうなるかは分からない。でも今のわれわれは、それを楽しめる立場にあるかもしれません。「不安定」な身分であることが、逆に「安定」であると言えます。身軽なので、いろんな選択が可能だからです。

―従来は医師のキャリアはどちらかと言えば、一直線でした。それは「安定」だったのかもしれませんが、かえって今は医師を追い詰めることになってはいないかと。フリーになることをお勧めするわけではありませんが、先生方のように「多様な選択肢がある」と考えることも必要かと。

 C先生 手本になるフリーの医師がこれまでいませんでした。フリーの医師は、どちらかと言えば、「使えない医師」というイメージがあった。しかし、最近はそうではなく、「できる医師」がフリーになるケースが増えてきました。病院の待遇、それは給与だけではなくトータルな面ですが、優秀な医師ほど「こんなにがんばっているのに、そうでない医師と同じ待遇なんておかしい」と、納得できなくなるからです。インターネットや医師の紹介業の増加もあって、いろんな情報がすぐに伝わるようになってきましたことも大きいですね。

 B先生 確かにそうですね。医局に頼らず、勤務先を選べるようになったのは大きく、医師の流動化は進むのではないでしょうか。それはいいことだと思います。

 A先生 当面しばらくはフリーになる医師が増えるのではないでしょうか。最近は30代前半でも、バイト生活をしている医師が結構いると聞きます。さすがにそれは問題だと思いますが、でも今の状況が続くとそういう人がどんどん増えて、医学部の定員を増やしたところで、みんなどこかへ消えていくでしょうね。

 C先生 確かにフリーとして働く手本があると、それに続く人がいる。ただ、その中には安易にフリーになってしまう方もいることは否めませんが。

―フリーの医師が増えると、様々な問題が出てきます。医療を再構築しないと、医療が成り立たなくなる懸念もあります。

 C先生 一番問題なのは、指導に当たる中堅層が手薄になる点ではないでしょうか。指導医がいないと、持続可能な組織でなくなってしまうからです。これは病院レベルにも、医療界全体にも言えることです。 その意味では、B先生は教育も担当しているとのことで、すごいなと。僕も研修医の教育をやっていましたが、教育は一番手間がかかるわけです。自分でやった方が楽ですし。それでも自分が教えてもらった経験があるので、それを返す意味で後輩を教育するわけです。でも、フリーになれば、基本的には教育から離れるわけですから。
自分が医療を受ける側になったときのことを考えると、医療を持続可能な形にしておかないと、すごく不安です。しかし、今、中堅医師がボロボロと歯が抜けるように、病院を辞めていると聞きます。
(引用終わり)


座談会での各先生は卒後10年~20年といわゆる中堅どころの先生方で、記事の内容から非常にマジメな先生方のように思います。楽したい一心でフリーランス化した最近多いタイプではないようですね。

>>手本になるフリーの医師がこれまでいませんでした。フリーの医師は、どちらかと言えば、「使えない医師」というイメージがあった。しかし、最近はそうではなく、「できる医師」がフリーになるケースが増えてきました。

そうですね、これは単にフリーランス化する医師の裾野が広がったというだけだともとれますが、本来は他業種と同様、いわゆる「できる医師」のみが踏み込むべきものであり、どんな医師でもフリー化すると現状より良くなるというのは異常です。修正を余儀なくされるでしょう。

>>「不安定」な身分であることが、逆に「安定」であると言えます。身軽なので、いろんな選択が可能だからです。

これは嫌いなフレーズではありません。「医師だから」とかいう前提がそもそも嫌いです。安定を求めるということも好きなことではありません。不安定こそ成長の源であるとさえ思っています。個人的な話です。

>>当面しばらくはフリーになる医師が増えるのではないでしょうか。最近は30代前半でも、バイト生活をしている医師が結構いると聞きます。さすがにそれは問題だと思いますが、でも今の状況が続くとそういう人がどんどん増えて、医学部の定員を増やしたところで、みんなどこかへ消えていくでしょうね。

ふむー、これは分かりません。しかし、医師免許を取得して臨床医になるという一般的な医師の道は変わってくるでしょう。多様性の話です。フリーランス医師が一方的に増えるというのは少々納得のいく話ではありません。

>>フリーの医師が増えると、様々な問題が出てきます。医療を再構築しないと、医療が成り立たなくなる懸念もあります。

うーん、決して「フリーランス医=悪」というわけではないということを分かっていただきたい。5回の座談会の締めがこれだとは悲しい話です。
5回の座談会は結構なボリュームなので是非、原文を読んでください。では。

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