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医学部定員10年後に1.5倍ですってよ、奥さん。 

トランスアミナーゼ上昇中の嶋田です、針刺し経験はありますがCではありません。本日のNIKKEI NETで「医学部定員1.5倍 10年後、地域偏在を解消」なんてのがあります。随分とまぁ広き門にするようですが、いかがなものでしょう?これは医師側の意見。一般的には「医者は多けりゃ多い方がいい」と安心政策とされています。財源は不明。以下に引用します。

厚生労働省の「安心と希望の医療確保ビジョン具体化に関する検討会」(座長・高久史麿自治医科大学学長)は24日、大学医学部の定員を10年後に現在の1.5倍の1万2000人程度にすべきだとの中間報告書骨子案をまとめた。提言は2009年度から定員を年間400―500人ずつ増やす内容。病院に勤務する医師が不足し、地域医療が崩壊の危機にひんしていると判断、医師数を抑制してきた政策を転換する。
中間報告書は27日に開く会合で正式にまとめる。厚労省は医師養成数を今年度の約7800人から、来年度は過去最多の8300人程度にする方針を決めていたが、「中長期ビジョン」として継続的に増やす内容を盛り込む。医学部の定員を管理している文部科学省と連携し、来年度の予算で100億円程度を要求する。(引用終わり)

ですって。

忙しくて麻布十番祭りにも行けず、シケた夏です。掲示板でもいろいろあるようですが、上記の増員計画はこんな感じのようですね。

出所: 「医師数、今後10年間増」に及び腰?(キャリアブレイン)

2009年度から400人ずつ増やして10年後の2019年をピークに7年間維持し、その後400人ずつテーパリングしていく。単純計算では58000人の増員か。現在の医師数は27万人位だから2割増くらいになります。医師養成には6年間かかりますのでタイムラグはありますが、10年後には初期4年分の4000人、20年後には初期14年分の35000人、30年後には初期24年分の58000人の増員が医師免許を獲得しているはずです。まぁ医学部での進級と医師国家試験である程度は落とされますし、女性医師は増加傾向で出産などでセミリタイヤしてしまう、医師免許を取得しても臨床医になるとは限らないし、その数も増加傾向のようですから実際は不明です。

一方マクロなニーズの方はというとこんな感じ。

出所:国土交通白書

65歳以上の高齢者は2020年をピークに横ばい。75歳以上の後期高齢者の割合が2030年まで増していきその後横ばい。これは単純な総人口なので有病者数や受診者数は分かりませんが相応に増加するのでしょう。2020年までには現在の2割程度高齢者が増えるようですから単純には医師増員とあまり変わらないくらいニーズも増えるのかもしれません。
いろいろなシナリオが考えられますが、僕は統計の専門家ではないしデータもないので良く分かりません。個人的には現在の歯科医師ほどの状況にはならないと思いますが、当ブログで何度も扱っているフリーランス市場にはネガティブです。実際にフリーランス医師として働いている方はもっと不安は強いのでしょう。

根本的には医師(特に勤務医)の待遇というところに問題は多く、単純に「医師増員すりゃいい」とする政府の考えには驚きまた残念です。医師増員に使う税金を医師待遇にガツンと使えばいい。医師のモチベーション、ひいては医療の質に大きく貢献するはずです。不当に安い給与で働いている勤務医にはその方がよっぽどインパクトがあるし効果もあるでしょう。まぁこれ以上はやめておきます。では。

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