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シッコ見ました 

嶋田です。昨日シッコを見ました。

キャリアブレインニュースにも記事がありましたので引用します。

医療映画「シッコ」のDVD発売

医療保険に加入しながら適切な医療を受けられない米国の実情を鋭く描写し、日本でも話題となったマイケル・ムーア監督のドキュメンタリー映画「シッコ(SiCKO)」のDVDが発売された。発売元のギャガ・コミュニケーションズは、「日本政府は医療費を大幅に削減し、介護も民間に丸投げしている。日本に(米国のような)健康保険民営化の可能性がないとは言い切れない」としている。
米国は先進国で唯一、国が運営する公的な医療保険制度がないため、国民は民間の保険に加入せざるを得ない。しかし、保険料を負担できないとの理由などから、6人に1人が無保険の状態に置かれており、年平均で1万8,000人が医療を受けられずに死亡している。
米国の医療保険の大半は、健康維持機構(HMO)という民間の保険会社が医師に給料を支払って管理するシステムになっており、医師が「治療は不必要」と診断すると、保険会社は「無駄な保険金の支出を減らした」という趣旨で奨励金を支給。保険に加入していても、何かと理由を付けて保険金を払わないケースが多発していることから、「こんな医療制度は病気(SiCKO)だ」と、ムーア監督が米国医療の実態をドキュメンタリー映画にまとめた。
「シッコ」は、昨年のカンヌ国際映画祭で特別招待上映されるなど反響が大きく、米国ではドキュメンタリー史上第2位の動員を誇っている。
日本では「テロより怖い、医療問題。」とのキャッチコピーで昨年8月にロードショー。全国200のスクリーンで公開され、話題となった。劇場公開終了後も、各地の医師会や保険医協会など医療関連団体の自主上映会が相次いでおり、その数は100を超える広がりを見せている。
「シッコ」では、医療費(保険金)の支払いを拒否して空前の利益を上げる保険会社や、保険会社と癒着して多額の献金を受け取る政治家の実態を暴露。
一方、患者が直面している問題では、支払い能力がないという理由で病院からタクシーに乗せられ、路上で強制的に降ろされる高齢者や、骨髄移植の待機中にドナーが見つかったにもかかわらず、保険会社からの支払いの見通しが立たないため、移植を受けられずに死亡した黒人男性などのケースを描写している。このほか、カナダ、英国、フランス、キューバの医療事情も紹介、米国の医療と対比している。
「シッコ」は、本編と特典の2枚組で3,990円(税込み)。

(引用終わり)

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カナダ・イギリス・フランスとアメリカの医療制度を医療費自己負担額の観点から比較したドキュメンタリーでムーア特有の皮肉的なコメディでもある。アメリカの医師は保険会社の承認を得ないと治療することはできず、さぞ窮屈なものであろうと思うと同時に、我が日本は徐々に厳しい局面になってきているとはいえ、国民皆保険を維持しており医師の立場としては「患者をみてまず保険と医療費に目がいく」という習慣がつかなったことに有り難味を感じるドキュメンタリーである。
アメリカという国の本質を垣間見る本作品であるが、昨今激化している医療ツーリズムや無くなる事のない臓器売買などへ意識を展開させるとこの作品の問題提起は非常に大きなものであることが分かる。
医療従事者として今後ますますグローバルな目を持って医療に携わっていく機会は多くなっていくことだろう。一般受けするように作られているのか詳細な分析などはされていないが、医療経済の入り口として、また経済だけでなく医療のグローバル化という観点においても本作品は一石を投じるものであると思われる。
名前が変わった「後期高齢者医療制度」も見方によってはアメリカ型医療制度とオーバーラップするところがあり、なかなかイタイ話である。では。

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[ 2008/04/08 09:22 ] 医療一般/医療経済 | TB(0) | CM(0)

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