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デング熱の流行 

嶋田です。
最近はTOWA TEIやらChemical brothersのnew albumばかり聴いています。


さてSANKEI WEBに「東南アジアでデング熱流行 地球温暖化が影響か」という記事があります。

実は僕にとっては非常にタイムリーな話題です。というのは、先日アルバイト先に来院したフィリピン帰りの中年邦人男性が、デング熱だったのです。
彼は特に蚊に刺された記憶はなく、現地で性行為もしていません。帰国後の39度の発熱、食欲不振で来院されました。
診察上軽度の黄疸があり、肝臓も3cmほど触知します。
「こりゃ、デング熱かマラリアか」と思い、即日詳細な検査のできる感染症専門の病院へ紹介することにしました。
その紹介の返信には「デング熱と診断しました」と書かれており、自己満足に浸ったわけです。

デング熱(dengue fever)はアジア・南太平洋地区・アフリカなどに広くみられる感染症で、フラビウイルス属のデングウイルスによって引き起こされる。
世界地図で流行地域を示します

ウイルスはネッタイシマカなどの蚊を媒介してヒトに感染する。潜伏期は3~14日間、ヒトからヒトへの感染はない。
症状としては、発熱・頭痛・筋肉痛・関節痛・食欲不振・リンパ節腫脹・肝機能障害などであり、初期に全身紅斑がみられることもある。
時に出血傾向を伴うこともあり、デング出血熱の臨床経過をとることがあり、重症例では死亡することもある。
診断は血液での抗体検査による。治療は対症療法のみで、アスピリン禁忌であることは知っておきたい。
厚労省検疫所の感染症別情報; デング熱
国立感染症研究所; デング熱

個人的にデング熱患者をみることは初めてでしたが、何ともマラリアに似ている症状を呈します。今後世界の気温が上昇すれば、これらの感染症の流行地域も拡大することでしょう。
また、邦人の東南アジアでの仕事も多くなってきていますので、出張などで東南アジアに行かれる方は暑いですが、長袖・長ズボンで蚊に刺されないように工夫しましょう。では。
 
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[ 2007/07/23 15:52 ] 医療一般/医療経済 | TB(0) | CM(0)

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