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フィリピン政府、腎臓売買許可 

嶋田です。
昨日のYOMIURI ONLINEで「比が腎臓売買を公認へ、闇取引対策で年内導入目指す」という目を疑うニュースが入ってきました。
以下に引用します。

フィリピン政府は、腎臓移植を希望する外国人患者に対し、一定の条件を満たせば腎臓提供を認める新制度を導入する方針を固めた。
闇で横行する臓器の国際取引を事実上公認するもので、10日に保健省が公聴会を開いて各界の意見をくみ上げた上で、今年中の制度実施を目指す。外国人を対象とする政府公認の臓器売買は世界に類例がなく、実際に制度運用が始まれば移植待機者が1万人を超す日本から患者が殺到することも予想される。
新しい生体腎移植制度案は、外国人患者に〈1〉腎臓提供者(ドナー)への生活支援費〈2〉別のフィリピン人患者1人分の移植手術代を支払わせるのが骨子。ドナー生活支援費などが1万2000ドル(約144万円)、フィリピン人患者の移植代が円換算で96万~120万円相当とされ、外国人患者の手術・入院代とあわせ、外国人患者は総額5万ドル(約600万円)を支払うことになる。仕組み全体は政府が管理し、ドナーは民間のドナー支援団体「腎臓財団」を通じて生活支援を受ける。
保健省のジェイド・デルムンド次官は本紙の取材に「新制度導入で闇の売買横行の余地は消え、ドナーは搾取されずに、恩恵を受けられる。臓器売買ではない」と述べ、新制度の狙いが闇取引撲滅と比国民の保護にあることを強調した。
(引用終わり)


日本でも腎移植の問題が取り上げられている昨今、このニュースは強烈です。米国でここ数年流行っている「インド手術ツアー」的な感じで、比較的安価な費用でしかも腎移植が受けられるとなるとなるとニーズは高まるでしょう。

これに対してフィリピン政府は「外国人の移植数は移植総数の10%が上限」としているようだが、実際はこれも闇で無視される実情のようです。先進国の国民のモラルが試されているのかもしれません。
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[ 2007/02/03 08:28 ] 医療一般/医療経済 | TB(0) | CM(0)

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