まだ仕事が山積みです。やばい、嶋田です。
TOPIX連動型ETF(1306)は
マネックス証券
で携帯から買うとコストが安いですよ(0.105%、#1306を17万円分買ってもコストは170円ちょっと)。
パッシブ投資家は暇です。
初期段階で各金融商品の選定を行い、何を買うかを決めたら地道にそれを買うだけです。暇です。
僕の場合は海外証券口座での売買をしているので、英語でのやり取り・情報入手が必要になりますが暇です。
パッシブ投資家は何に時間を割くべきか?
商品選定は初期段階では大事です。何をベンチマークにしているか、コストが安い商品はどれか、分配はどうなっているのかなど最初はいろいろ考えます。でもそのうち暇になります。
海外口座では魅力的な(悪魔のささやき的な)アクティブファンドがたくさんあり、インデックス・ベンチマークを遥かに凌ぎ高いコストをもゴミのように思わせてくれる、悪魔の商品を購入することができます。
しかしこれらもある程度すると定期的な検索で済むようになり暇になります。
その後に考えるべきは、やはり投資の8割~9割の成功を握るアセットアロケーションでしょう。以前「
景気のうねり」にあわせてアセットアロケーションをうねらせるといいました。
個人投資家でも自分のポートフォリオの期待リターン、リスクを把握しておくことは大事でしょう。
最大損失許容率をまず決め、その後自分の求めるリターンに合うようなアロケーションをしていくことになります。ここで最低限の知識(高校生数学程度)が必要に感じる方も出てくると思います。まとめてみましょう。(必要な用語を列挙します)
平均(average)
分散(variance)
標準偏差(standard deviation;SD)
共分散(covariance)
相関係数(correlation coefficient)
さらにリスクプレミアム、シャープレシオ、効率的フロンティア、分散共分散行列など用語はいろいろあり、当然それぞれ若干面倒な計算式がくっついています。
計算するのは好きですが手作業は時間がかかりますので、式は無視してエクセルでスカッとやりましょう。
打倒!イボットソン!?
ちなみに昨日発表された「マネックス資産設計ファンド」のアセットアロケーションは
こちら。
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さらにリスクプレミアム、シャープレシオ、効率的フロンティア、分散共分散行列など用語はいろいろあり、当然それぞれ若干面倒な計算式がくっついています。
計算するのは好きですが手作業は時間がかかりますので、式は無視してエクセルでスカッとやりましょう。
打倒!イボットソン!?
ちなみに昨日発表された「マネックス資産設計ファンド」のアセットアロケーションは
こちら。
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嶋田さん、こんにちは。
パッシブ投資家は基本的に暇ですし、暇であるのが正しいともいえます。パッシブ投資家の仕事は、アセットアロケーションくらいでしょうか。
まさに、忙しい小金持ちにピッタリの資産運用方法といえるでしょう。海外証券口座でのETF投資は、お勧めだと思います。
トラックバック&当ブログへのコメントありがとうございました。
>パッシブ投資家は何に時間を割くべきか?
ご指摘のアセットアロケーションに加えて
(1)マクロな経済動向の勉強(いわゆるウォッチ)
(2)経済とは関係ない好きなことをする。
だと思っております。(2)は重要です(^^;)。
>「マネックス資産設計ファンド」のアセットアロケーション
外貨建て資産の配分を50%以下にします...という制約がありますね。ここが汎用品の限界でしょうか。
Tactical Asset Allocationが配分比率を定めたAsset Allocationに対して優れているかどうかは分からないと「内藤忍の資産設計塾」にかかれているのですが、どうお考えでしょうか?
>>PALCOMさん
そうなんです。暇なんです。
まさに、忙しい小金持ちにピッタリの資産運用方法といえるでしょう。
>僕が考えたタイトルではありませんが、ピッタリだと僕も思います。
>>NightWalkerさん
(1)マクロな経済動向の勉強(いわゆるウォッチ)
(2)経済とは関係ない好きなことをする。
>まさにおっしゃるとおりです。特に(2)が大事なのでしょうね。早期リタイアなんかを考えておられる方は若いうちから色々興味を持って実践していくことが肝要かと存じます。
そうしないと早期ボケが待っているかもしれませんね。
>>anonymous cowardさん
内藤忍氏の著書が手元になくどんなことが書かれているのか解かりませんが(ちょっと知りたい)、タクティカル・アセットアロケーションの手法は自分自身に多少時間があり、かつ市場動向を把握できる自信のある方ならとってもいいものだと思います。
固定レートのアロケーションでの運用とTAAとでの長期データを持っていませんが、あるのでしょうか?あれば見てみたいですね。
ただ純粋にFixed AAで一生行くというのはどうなのでしょうね。過去のデータが変わるのでそれに基づく自身ポートフォリオのシャープレシオも変わるでしょうし、自身のとれる最大損失率も人的資産の減少とともに変わるでしょうし。
最終的には個人の嗜好ですが、若干の時間と市場への興味がればTAAですかね。
補足;混同しないようにしなければなりませんが、僕自身は短期的な意味合いの強い
タクティカル(戦術的)ではなく、
ストラテジック(戦略的)という意味でこの記事を書きました。
Strategic asset allocation -portfolio choice for long-term investors- 邦題;戦略的アセットアロケーション
はマニアックですが非常に良い本です。
内藤本にもたいした事は書かれていませんね。
各国のマクロ経済を分析し、相場シナリオを作成、強気見通しのセクタの配分を上げ、弱気セクタ配分を下げる。
と言う事ですので、「過去のデータが変わるのでそれに基づく自身ポートフォリオのシャープレシオも変わる・・」事による
リバランスとは違う意味で書かれています。
将来の予想が付かないので、わざわざ過去データより効率的フロンティアを求めて・・・とアセットアロケーションを決定しているので、私なんかはTTAをやると台無しになりそうです(苦笑
>>じゅん@さん
コメントありがとうございます。
僕自身あまり用語の定義がしっかりしてないようです。
タクティカルでは「比較的頻回な、短期的な」という意味合いを多く含んでいるように思っています。これでは無駄なコストが多く負けてしまいますね。
僕自身は2-3年に一度くらいの大きな見直しに留めています。
とはいえ、最近ではこれらの現代ポートフォリオ理論は気休めだとも思っています。
用語に関してはこちらのサイト(第6章)でいろいろ書かれています。
「10日間で学ぶ個人投資家の国際分散投資」
http://blog.canpan.info/gaa/
補足
僕自身が用語を混同していました。陳謝。
anonymous cowardさんのいう「配分比率を定めたAsset Allocation」はつまりストラテジック・アセットアロケーションのことなのでしょうね。
リスク許容度の変化に合わせたアロケーション変更と大きな景気のうねりを考慮したアロケーション変更の2つを僕は採用しています。
ストラテジック・アセットアロケーションでは無くTAAなのでしょうね。
勉強不足ですね。現在、洋書で勉強中です。
ただ考えとしては、やはり若干の時間と市場への興味がればTAAですかね。前述と同じです。
さらに補足
当ブログはあくまで「忙しい小金持ちのための」資産運用提案を主旨としています。
TAAではなく年1回程度のリバランスのみを行う「資産配分を固定した」ストラテジック・アセットアロケーションを推奨するということになります。
ただ緩やかな「景気のうねり」をよむ程度のことにはそれほど時間はかかりません。基本的に暇です。
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