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循環器疾患の画像検査 

ご無沙汰しております。Einthovenです。
ここ最近は非常に忙しく、忠信先生に任せっきりになっておりました。
本日は久しぶりに記事を書きたいと思います。
(忠信先生のおかげで海外投資ネタも増え、アクセス件数も増えております。私も海外投資を行っておりますので、そのうち記事を書きたいと思います。)

数年前から循環器領域においてもCT(Computed tomograph)やMRI(Magnetic resonance image)を主とする画像検査に重きを置く傾向が強くなってきています。
特に虚血性心疾患(狭心症や心筋梗塞)について、その傾向は著しいです。もともと画像での診断がメインストリームであった大動脈瘤や大動脈解離でもより詳細な画像データが得られるようになっています。

*循環器疾患は大きく分けて
①虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞など)
②不整脈(心房細動・心室頻拍など
③血管疾患(大動脈瘤・大動脈解離・閉塞性動脈硬化症など)
④心不全(慢性心不全・急性心不全など)


狭心症の診断は従来より心電図・運動負荷心電図(トレッドミル)・24時間心電図(ホルター心電図)、心臓核医学検査(心筋シンチグラム)、心臓カテーテル検査(冠動脈造影検査)などで診断しています。
近年、医療機器の解像度が格段に良くなりCTで冠動脈を見ることができます。
したがって大腿動脈(足のつけ根にある)あるいは橈骨動脈(手の脈をとる所)からカテーテル(細い管)を心臓まで入れて冠動脈(心臓を栄養している血管)を映し出すような侵襲的な検査(心臓カテーテル検査)をしなくってきている施設も徐々に増えてきています。

もちろん、あくまで確定診断は心臓カテーテル検査なので疑わしければ行うわけですが、今後は徐々に減ってくるでしょう。その時期は各国の臨床研究の成績次第だと思います。

昨日の日経新聞に「富士フイルム、米画像情報システム会社買収」と記事がありました。
これはまさにこの傾向を考えた買収でしょう。
つまり、この米国会社はプロブレムソルビングコンセプト社といって、CTやMRIと心電図を同期したり、医師が患者の過去の病歴を参照できるようパソコン上で一元管理ができるようなシステムを開発しているようです。
放射線部門と循環器部門は今後より緊密なデータ交換が必須となってくるわけで、それらを一元的に処理できるシステムを、また富士の医療機器を抱き合わせて販売しシェアを拡大するというところに買収の意図はあるのだろうと思います。

医師にとっては非常にありがたいことで、日本の電子カルテの現状は貧弱なソフトで非常に使いにくく感じます。ソフトの充実が医師の負担を軽減し、医療の効率化に働くことでしょう。
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[ 2007/01/12 20:24 ] 医療一般/医療経済 | TB(0) | CM(2)

IHE

coronary CT用のソフトウェアの改善と多列MDCTの普及次第ですが、私見では心臓カテーテル検査がそれほど少なくなるとは思えません。

>日本の電子カルテの現状は貧弱なソフトで非常に使いにくく感じます。
http://www.ihe-j.org/ をどうぞ。普及するかどうかも分かりませんが、私は普及して欲しいです。
[ 2007/01/13 07:08 ] [ 編集 ]

>>anonymous coward様

コメントありがとうございます。
私はスクリーニング技術により診断CAGは中長期的には減っていくように思います。
世の流れとして診断より治療の方に重きを置く傾向が強くなっているように思います。
すべて私見ですのであしからず。

[ 2007/01/13 07:35 ] [ 編集 ]

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