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OECD・Economic Outlook 

Einthovenです。
本日OECD(経済協力開発機構)のEconomic Outlookが発表されました。
以下ロイター通信社の記事を引用します。

経済協力開発機構(OECD)は28日、加盟国の経済見通しを発表し、日本経済は今後も拡大が続くと見込まれるとした。実質国内総生産(GDP)見通しは2006年を前回(06年5月)と同様の2.8%に据え置く一方、07年を2.0%に下方修正。新たに発表した08年も2.0%を見込んでいる。日本経済のリスク要因では、経常収支不均衡を背景とした大幅な円高や政府債務増大による金利上昇、賃金伸び悩みによる消費への影響などをあげている。
 日銀の金融政策については、物価上昇率が確実にプラスとなり、新たなデフレのリスクが無視できる程度になるまで政策金利を引き上げるべきではないとし、「物価安定の理解」で示されている消費者物価指数(CPI)前年比の0─2%程度は下限の引き上げが適切と指摘している。
 OECDは、日本の07年の実質GDP見通しを前回の2.2%から0.2%ポイント下方修正したが、これは前回に比べて外需や在庫がやや下方修正となったことが要因で、日本経済全体の見通しが大きく変わったわけではない。
 日本経済に対する基本的な認識としては、「民需主導の自律的な拡大局面に成熟している」と位置付け、今後も「成長のペースは潜在成長率近くの2%付近まで減速する可能性はあるものの、景気拡大は2008年を通して続くと見込まれる」と指摘している。 
景気のけん引役は、引き続き民間設備投資で、外需も成長に寄与するとした。民間消費については「労働市場が引き続きひっ迫することから、賃金上昇により下支えされるだろう」とみている。
こうした賃金上昇により、単位労働コストの低下に歯止めがかかると見込まれ、CPI上昇率は「徐々に上昇し、2008年には1%(程度)に達する」との見通しを示している。具体的には、2007年まで0.3%の低位で推移し、2008年に0.8%に上昇する姿を描いている。
(引用終わり)
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[ 2006/11/28 22:21 ] 資産運用一般 | TB(0) | CM(0)

死んだ魚の目 

おはようございます、嶋田です。
死んだ魚のような目だと後輩に言われました。(疲れているからだろうと自分には言い聞かせています)

しかし、その死んだ魚の目はどこを見ているのか?
当ブログの主旨はあくまで「忙しい小金持ち資産運用活用法」です。その主旨から逸脱してはいけません。このブログの対象読者の方には買って放っておける投資が良い投資法と仮定しています。(誤解のないように、あくまで限局的な話です)

これまでは特にインデックス投資によるパッシブ運用(僕自身は決して消極的だとは思っていません)について、基本的な内容をEinthoven先生が中心にいろいろ言及されてきました。
ただ現在の米国市場、為替相場(特にユーロ、ポンド)をみているとどうも先進諸国を積極的買っていく材料が僕自身には見つけられません(日本は別!僕は日本の未来に楽観的ですが米国次第かも)。確かにシーゲル氏によれば、どんなピーク時に購入しても30年程の長期投資では十分な利益が出ています。ただ過去のデータに基づいているわけです。

僕の死んだ魚の目は、相互リンクさせていただいているPALCOMさんの秀逸なブログで「エマージング諸国に投資するETF(11/27記事)」の記事にもありますが、エマージング市場のETFに向いています。当然ボラティリティ(標準偏差;短期的な変動率)が大きいのでリスクを限定していますが、何といいましょう?これはワクワクするんです、インデックスなのに。

furniture & architecture 

人生では何度、徹夜をすれば済むのでしょうか?嶋田です。
僕も含めて当ブログ管理者は3人とも家具やアイテム(もの)が大好きな人間です。これは日本人に一般的に言えることかもしれません。書籍・金融商品の紹介は既にしています。

金融商品などと違い、直接生活に関わる家具などの商品については実際購入して使ってみないと分からない側面があります。
幸い、3人もいるといろいろな商品を実際使った印象を交えて紹介することができます。
あくまでおまけではありますが、ブログ右下に紹介リンクしました。主に家具が中心です。
僕は家具・建築というものを見て使ってとても楽しい、人生を豊かにしてくれるもののひとつだと考えています。既に建築の領域にも片足を突っ込んでいる??小生ですが、3人それぞれが実際使っている商品を短いコメントを併せて紹介していこうと思います。
建築関係書籍の紹介はこちら
[ 2006/11/25 11:55 ] その他 | TB(0) | CM(0)

世界的禁煙強化 

Einthovenです。
世界的に禁煙強化が行われています。肺癌や喉頭癌、食道癌に胃癌など悪性腫瘍のリスク増大だけでなく、狭心症や心筋梗塞、脳血管疾患などの循環器疾患の発症率も増加させることが分かっているので当たり前のことでしょう。

11月23日の日経新聞ではJT(日本たばこ産業)の調査を取り上げ、11年連続で喫煙率低下し日本人喫煙率は26.3%となったと報じています。ただ30代男性では48.7%、20代女性では18.8%とまだまだ高い喫煙率です。

世界的には本格的に規制強化が始まっています。
香港特別行政区の立法審議会は先月19日、来年1月1日から公共の場所での喫煙を禁止する法案を承認し、この禁煙法は、レストラン、病院、食料品店などを対象とし、海水浴場、プール、エスカレーターなどの場所では屋外も対象となります。

さらにハワイ州政府では、すべての公共の場所での喫煙を禁止する新禁煙法を制定し、11月16日から実施されています。
喫煙を禁止する場所は空港、バスやタクシーを含む公共交通機関、図書館、ホテルのロビー、レストラン、バー、ショッピングモール、屋外の競技場、アパートやコンドミニアムの廊下など公共の場所、保育施設や介護施設などで、公共の場所の出入り口や開いている窓から約6メートル以内での喫煙も禁止されます。
喫煙が認められる場所は、個人の住居、ホテルの喫煙室、老人ホームや長期介護施設の個室、刑務所などに限られるようです。ホテルは客室数全体の20%まで喫煙室にすることが認められています。
この新禁煙法に違反した場合、個人は最大50ドル、禁煙の場所や施設の所有者、または管理者は最大500ドルの罰金を科されることになります。
(禁煙広報センター記事を一部抜粋)
[ 2006/11/23 23:59 ] その他 | TB(0) | CM(0)

著書『敗者のゲーム』 

今回はCharles D. Ellis(チャールズ・エリス氏)の著書『Winning the Loser’s Game(邦題; 敗者のゲーム』をご紹介します。
あまりにも有名なので紹介するまでもないとも思いますが。
エリス氏は現在、インデックスファンド最大手のバンガード社の社外取締役を務めており、我々の投資の鍵を握る人物のひとりです。
この著書はタイトルが全てを象徴しており、株式投資の本質をたった日本語6語で言い当てています。株式投資は勝つものではなく、負けないようにする戦略を説いています。本文中にはテニスを例にとって、プロのテニスプレーヤーと素人の対戦ではほとんど全てが素人のミスによる得点でプロが勝利すると言っています。

株式投資でも同様でしょう。
我々は金融のプロではない、プロでも市場に打ち勝っていくのが至難の業であるのに素人の我々はプロどころか市場にも勝てない。最初から敗者であるわけです。
ではどうすべきか?市場と引き分ければいい、ということです。

このことを著者はいろいろなエピソードを交えながら、やさしく解説しています。
[ 2006/11/21 12:19 ] 書籍 | TB(1) | CM(10)

AMEX・platinum(2)-Hong Kong 

お疲れ様です。風邪をひきました、嶋田です。
この感冒シーズン、外来なんかやっていると風邪をうつされるんですね、毎年。これって職業病でしょうか。
いろいろなサービスを展開しているAmex・platinumですが、最も近い金融都市、香港ではどうだろう?近日香港に行く予定があるので、ホテルの手配をしてもらおうと思い、アメックス・プラチナサービスセンターにフリーコールをしてみた。(世界どこからでもcharge freeで場所によってはcollect callもできる)
プラチナサービスでの香港提携ホテルとしてはThe Peninsula Hong Kong, Mandarin Oriental Hong Kong, The Landmark Mandarin Oriental Hong Kong, The Ritz Carlton Hong Kong, Inter Continental Hong Kong, Grand Hyatt Hong Kongがあるらしいです。ちなみにFour Seasons Hong Kongは提携外とのこと。
提携ホテルのサービスとしてRoom rateが直接予約より20%程度安く、free breakfast、late check-out(16:00)、room grade-up(check-in時に空室あれば無料で行われる)などがあるようです。

IMF・World Economic Outlook 

Einthovenです。
2ヵ月前にIMF(International Monetary Fund)からWorld Economic Outlook(WEO)の報告がありました。
ここ最近は忙しく(医療は季節もの商売)、なかなか読めませんでした。これは毎年の報告書ですが、worldwideな報告なので内容はもちろんですが量も十分読みごたえあるものです。
邦訳は基本的になく原著(英語)で読むことになりますが、幸い今年はメイン・チャプターである『Asia rising』の邦訳サマリーがありましたので、これを情報としてBLOGに載せることにします。

個人的にはChapter 2の『Country and regional perspectives』も熟読の価値がありますのでじっくり読んでみてはいかがでしょう。
以下に引用します。

アジアの国民一人当たりの実質所得は1950年以降、7倍に拡大した。国民一人当たりの生産はアジア全体で年平均4パーセント増加し、新興工業国(NIEs)や中国などの高成長国では5パーセントを越える伸びとなった。この成長を牽引したのは全要素生産性(TFP)の顕著な改善のほか、物的、人的資本の急速な蓄積である。その背景には、アジアにおける全般的に強力な政策環境がある。しかしながら、多くのアジア諸国が先進国並みの所得水準を達成するには、まだ道のりは遠い。依然、高水準にある貧困率を低下させるには、この所得水準へと収斂させていくことが不可欠である。このため、高い生産性の伸びに絶えず刺激を与える政策が必要である。
[ 2006/11/18 16:28 ] 資産運用一般 | TB(0) | CM(0)

友人Kと白衣の男 

長~い連続労働からやっと解放されました、嶋田です。
当ブログは資産運用に関するブログに始まりましたが、今後より多面的な情報サイトとしても運営していきたく思います。とはいえ当然、メインは拙い資産運用・投資ネタですけど。

まず医療。これは日常生活とは切っても切れないジャンル。
近年、医療機関への不信、医師への信頼感の喪失、医療経済不安など医療を取り巻く環境も大きく転換期にきているように思います。
医療に携わる者として、日常業務以外に何かできることはないか?日々考えております。

医師によるゆる~いホンネの医療ネタ』というブログを適当に運営しています。ここから定期的(月1回くらい)に内容を引用、あるいは当ブログ用に新たに書き下ろした記事をより多くの方に目にしていただき、多くの方からコメントをいただけたらと存じます。よろしくお願いいたします。

一部、不適切な内容・言葉もあるかもしれませんが、ご容赦あるいはその都度ご指導いただけたらと思います。


友人Kと白衣の男

医者は自分の金にはケチ臭いが、他人のお金でする医療に関して鈍感です。っていうか興味がない。実際、自分がオーダーした検査がいくらするのか知らない。
この業界は特殊すぎますよ、ホント。
お金をかければ良い医療が受けられるというのは完全なウソ。さらに悪い医療ですらある。
医者は人間。能力に差がある。しかもかなり大きなボラティリティ(標準偏差)がそこには存在する。
偏差値25の医者と偏差値75の医者をどう判断するか。
[ 2006/11/14 23:18 ] 医療一般/医療経済 | TB(0) | CM(0)

ANA・Super Flyers 

今回はANA Super Flyersについての記事です。
ANA Super Flyersになるにはまず、前回お話したANAプラチナサービスを一度受ける必要があります。
ANA・platinum(1) (2) (3) (4)
ブロンズサービスではスーパーフライヤーズ(以下SF)にはなれません。

Super Flyersの最大の魅力は一度なってしまえば、永久的にスターアライアンス・ゴールドメンバーでいることができる点ですね。毎年、プラチナサービス規定まで搭乗することは、特殊な職業の方でないと無理です。
1年間だけがんばってプラチナサービスなればいいわけです。(世の中ではこれをマイル修行というらしいのですが、知りませんでした)

基本的にはプラチナサービスより格下ということになると思いますが、違う点だけを記載します。

①搭乗マイル加算が50%
プラチナサービスでは+100%でしたね。つまり2倍でした。SFでは1.5倍の搭乗マイルが得られます。

②スーパーフライヤーズデスクでの対応
プラチナサービスではプラチナサービスデスクでした。それ程変わりないと思われます。

③アップグレード券発行は年間2枚
プラチナサービスでは年間6枚でこれは加算可能で、同時にSF会員であれば6枚+2枚で計8枚ということになります。

他に違うところはなさそうですね。ただしANA内でPlatinumとSFに優先度に違いがあるかもしれません。また新しい情報があれば記載します。
[ 2006/11/11 22:38 ] 海外生活/Air lines | TB(0) | CM(0)

不動産投資って 

夜の女?Risarisaでーす
正直、そこそこ勉強しても不動産投資に関して分かりませーん。Einthoven先生が今後言及してくれるとは思いますが、わたしには分かりません???
埼玉県京浜東北線沿線エリアは今後の人口増加予想に伴い、不動産投資の良い投資対象になっているようですよ。でも不動産といってもマンションや家、土地などいろいろです。
例えばマンションなんかに投資して1室あるいは1棟まるまる購入したりします。これはここに住んでくれる人がいることが前提の投資で、住人にしてもテナントにしても入ってくれなければ当たり前ですが、損失を被っちゃいますね。

いかに占拠率を高めるか、あるいはそういう物件を探すか、非常に不透明ですし分かりませーん
何か情報の不公平性を強く感じますね。
現時点で今後の金利上昇局面、人口減少局面などを考えてもどうも手を出す気がおこりませんよね。
REITはすこし違うと思いますが、見通しは良くさなさそうですねよ。

素人なのでよく解かりませんが、良くわからないものはやらない方がいいですね。実はただの無知かもしれませんが。。。

ANA・platinum(4) 

4日連続でANA・platinumについての記事になっちゃいますよ、Einthoven先生。
どうかしたんですか?また超重症心不全の主治医になっちゃったとか?いずれにしてもお忙しいのでしょう。
記事の分散ができていませんが、よろしくお願いします。嶋田です。

⑦搭乗マイル100%上乗せ加算

プラチナサービスではANAグループ便を利用した際の搭乗区間基本マイレージの100%がさらに積算されます。つまり、2倍になるということですね。
ANAは年間を通して、多くのマイルキャンペーンを行っています。これと合わせるとかなりのマイレージを得ることができ、スターアライアンスメンバーなら特典航空券だけで世界一周などもできるようになります。詳細はこちら


⑧ANAグローバルアシスタンスの提供

これはANAがTravelex社との提携により24時間年中無休で電話対応をしてくれるサポートサービスです。トラベルサービスや緊急時のサービスを提供してくれるようですが、実際に僕は使ったことがないので、今後詳細が解かり次第記事にします。

ざっとANAプラチナサービスについてまとめてみましたが、どうでしょう?(細かいサービスは他にもいろいろありますよ)
[ 2006/11/09 13:43 ] 海外生活/Air lines | TB(0) | CM(0)

ANA・platinum(3) 

嶋田です。
執拗にANAの記事を続けます。恨み?憧れ?CA?? 何かあるのでしょうか?(冗談です)

③手荷物の優先取り扱い、手荷物許容量の優待

ANAグループ便をはじめスターアライアンス加盟航空各社をご利用時、預ける手荷物に優先タグを付けてもらえて、到着後に優先的に受け取ることができます。
さらに預けることができる手荷物許容量の優待があり、米国発着便では搭乗クラス無料手荷物許容量にさらに1つ多く持ち込むことができます。
国内および米国以外では搭乗クラス無料手荷物許容量より20kgオーバーまで優待されます。

以前、ストックホルムに学会で行ったときにはいろいろ荷物がかさみ+22kgオーバーで、通常であれば約6万円位の超過料金だったと思いましたが免除されました。
意外と使える優待だと思っています。荷物も最初に出てくるし。

④プラチナカードデスクでの対応

まず、電話がつながりやすいですね。
そして対応がアメックス・プラチナ程ではないですが、やはり丁寧。気持ちの良い対応です。電話での予約の際はキャンセル待ちが優先されます。
[ 2006/11/08 00:44 ] 海外生活/Air lines | TB(0) | CM(0)

ANA・platinum(2) 

まず①専用保安検査場(羽田・成田)の利用

羽田空港では19番カウンターの専用カウンター横に専用保安検査場(プライオリティレーン)が設置されています。
成田空港では下記第1ターミナルの地図のところに専用保安検査場(プライオリティレーン)があり2006/7/14より使用可能になりました。

20061107104234.jpg


夏休みや行楽シーズンには空港は非常に混みます。長い時間、行列に並んだことのある方は多いのではないでしょうか?
この専用保安検査場は僕が実際使用している限り、羽田も成田もほとんど待ちません。
チェックイン(優先カウンター利用可能)後、速やかにラウンジでBoarding timeまでリラックスしてくつろぐことができます。

②空港ラウンジの利用

国内線では千歳・仙台・羽田・小松・大阪伊丹・関西・広島・松山・福岡・鹿児島・沖縄の空港内の「signet」をはじめ、成田空港第一ターミナル内の「ANA Lounge(国内線出発ラウンジ)」、名古屋(中部)空港内の「セントレア エアライン ラウンジ」などを使用することができます。
[ 2006/11/07 11:17 ] 海外生活/Air lines | TB(0) | CM(0)

ANA・platinum(1) 

もうかなり長く働いています、嶋田です。
長時間労働の域をはるかに超えてしました。

僕は昔からANA(全日空)を主に使っています。海外での活動が増えるであろう今後、Comfortな生活を送る上でも航空会社についての知識は大事です。
Amexについての情報に加えて、ANAひいてはStar Alliance group(ANAを含む18の加盟会社)についての情報も掲載していこうと思います。JALについてあまり詳しく知らないし、実際使用してないので割愛します。

僕は以前、地方のとある市民病院に週1回のペースで外来勤務に行っていました。出張の多いビジネスマンは既にご存知のことと思いますが、ANAではこういう利用の多い顧客に対していろいろなサービスを展開しています。

1月から12月の間の搭乗回数が30回かつ10000プラチナポイント、あるいは30000プラチナポイントであればBronze service
搭乗回数が50回かつ15000プラチナポイント、あるいは50000プラチナポイントであればPlatinum service
搭乗回数が120回以上、あるいは100000プラチナポイントであればDiamond service
こういった具合で翌年から1年間サービスが受けられることになっています。
[ 2006/11/06 03:59 ] 海外生活/Air lines | TB(1) | CM(0)

クロスカレンシー手数料優遇 

おは、嶋田です。
シティバンククロスカレンシー手数料優遇の解釈について言及します。

これは外貨Aから他の外貨Bに両替するときの手数料優遇制度です。通常は一度、円に戻してから行われるこの両替は甚だ高コストです。
CITIBANKに2000万円以上の金融資産を有していると、この手数料が70% OFFされるというものです。

はっきり言って非常に外貨運用を有益にします。
外貨はその時勢で割高だったり、割安だったりするわけです。
ニュースでは対円のレートしか報じませんが、外貨A対外貨Bのレートも当然存在します。円とは関係ないところでこの比率は決定します。

つまり、割高な通貨を多く保有していてある通貨が下落したとき、円からでなく保有している割高通貨から両替すればいいというわけです。
しかもその手数料は70% OFFであり、強烈に安くなります。
長期的にはいろいろな通貨を自在に操れる、為替ディーラー?のようなことで有効な投資ができるわけです。

[ 2006/11/05 09:04 ] 国内銀行/海外バンク | TB(0) | CM(0)

日米英のETF相互上場 

Einthovenです。
ご存知のことと思いますが、3日共同通信社でロンドン証券取引所と東証の業務提携についての記事がありました。
以下に引用します。

ロンドン証券取引所は3日、株式信託など金融商品の相互上場などの業務提携を目指し、東京証券取引所と協議に入ったことを明らかにした。
ロンドン証取は「アジアでの事業展開を目指し、(東証との間で)どういうことができるのか交渉を進めている」と説明。提携を通じ、中国などの新興企業の上場促進に加え、アジア系ファンドの投資も呼び込みたい考えだ。
欧米では米ニューヨーク証券取引所(NYSE)と欧州のユーロネクストが合併で合意するなど市場統合が加速。危機感を強めるロンドン証取は新たな成長戦略を迫られていた。
一方、東証側もNYSEと提携協議を進めているものの、証取が世界規模で集約される動きが目立つ中、欧州での足場が必要と判断したとみられる。ロンドン証取によると、東証との協議は可能な限り幅広く行い、売買・決済システムの共同開発なども取り上げる。資本提携は現段階ではテーマにしていないという。
(引用終わり)

当然の流れとはいえ、うれしいものです。

税金のクレジット決済 

Einthovenです。
2006年11月2日の『朝日新聞 朝刊』で「税・公共料金、カードOK」と題し、市町村に支払う軽自動車税や水道料金、国民年金や国民健康保険の保険料、所得税や住民税にまでクレジットカードの利用対象が広がるとの記事がありました。以下に引用します。

 税金や保険料、水道料金などを国や地方自治体に納める際、来春からクレジットカードが順次使えるようになる。支払う側にとっては現金を用意する必要がなくなる一方、国・地方自治体は収納率向上や収納コスト削減を期待している。カード支払いが可能になる税金・公的料金は総額で年間20兆円以上と見込まれ、クレジットカードの利用対象が大きく広がる。
JCBなど信販大手の12社はこのほど準備委員会を設立。
(以下一部省略)
準備委によると、実現が早そうなのは、市町村に支払う軽自動車税や水道料金、国民年金や国民健康保険の保険料など。その後、所得税や住民税のほか都道府県に納める運転免許証更新手数料や旅券発行手数料、市町村に納める固定資産税などに広げる。カードは窓口での支払いに使えるほか、定期的な引き落としもできる。今後はインターネット上でカード番号を入力して納付する手続きが導入される見込みで、自宅でも支払えるようになる。
(以下一部省略)
準備委員会のメンバーはJCBのほか三井住友カード、クレディセゾン、UFJニコス、ディーシーカード、トヨタファイナンスなど。
(引用終わり)

確かに税金の納付は面倒です。

インフレヘッジ商品 

Einthovenです。
経済に精通されている方は各国のCPI(Consumer price index; 消費者物価指数)に注目していることでしょう。

総務省によれば「全国の世帯が購入する家計に係る財及びサービスの価格等を総合した物価の変動を時系列的に測定するもの。すなわち家計の消費構造を一定のものに固定し、これに要する費用が物価の変動によって、どう変化するかを指数値で示したもの。」と定義されています。

長年デフレ期にあった日本もデフレ脱却、いろいろな面で物価上昇を目にするようになりました。緩やかな物価上昇は経済にいい影響を与えるかもしれません。しかし、将来の消費税増税や世界人口増加、原油などの資源減少などから考えても、ハイパーインフレとは言わないまでもそこそこのインフレ率にはなるように思います。

我々、一般消費者、投資家にとって最大の敵はインフレであることは疑う余地がありません。
当然、インフレに対して購買力維持を目的とした商品について考える必要があります。

インフレヘッジ商品にはいろいろありますが、手軽なところではコモディティファンドと物価連動国債ファンドを比較検討する必要があるように思います。コモディティファンドは以前もお話しましたが、比較的純粋なインフレヘッジをできるのに対して、物価連動国債ファンドは金利も考えねばなら少し複雑な商品だと私は思っています。

しかし、どちらもまだまだコストが高い。特にコモディティファンドは

著書『ヤバイぜっ! デジタル日本』 

おつ、嶋田です。
『ヤバイぜっ! デジタル日本』を読んだ。
自他共に認める何をやってるかわからない人、ハイパーメディア・クリエーター高城剛氏の著書です。約10年前の前作『デジタル日本人』を読んだときは、『へえー、へえー』みたいな印象だったのが今回は『ほー、ほーう』って感じでした。

あまり伝わらないですね。
この本で言いたいことはデジタル、ITの時代は終わった、次は何なの?ということのようです。結論から言えば、次に来るのはサブタイトルにもなっている『ハイブリッド・スタイル』らしいです。

これは新たに新しいものの創造ではなく、既に確立したものを複合することで新たな価値を見出そうということのようです。特にこれ自体は別に『ほー』とはならないわけですが、僕が反応したのはこの文中にある『マルチスペシャリストの時代だ!』というところですね。
著者はもちろんtechnology的な部分でこの言葉を使っているわけですが医師においてどうでしょう?
[ 2006/11/02 00:25 ] 書籍 | TB(0) | CM(0)

相互リンク募集 

当ブログは相互リンク募集中です。ご希望の方はこの記事にURL、コメントをお願いします。

Einthoven, 嶋田忠信, Risarisa
[ 2006/11/01 22:40 ] 未分類 | TB(0) | CM(28)

宝くじ 

Einthovenです。
宝くじを一度くらい買ったことがある方は多いのではないでしょうか?
宝くじも言ってみれば投資でありギャンブルです。
皆さん、その中身を知っていますか?

いわゆる、皆がお金を出しあって何人かで山分けという、ゼロ・サムゲームではありません。
しかも「半分以上が手数料や収益金」として協会や地方自治体に納められるわけです。
数年前、これを知ったときは少しショックでした。皆さんは知っていたでしょうか?

少なくとも宝くじは投資対象とは成り得ません。なぜならコストが54.2%ですから。
意味としてはほとんど寄付するの感覚だと思います。しかしその寄付金はどこに使われているのか不明です。これは困ったものですね。
[ 2006/11/01 00:17 ] 資産運用一般 | TB(0) | CM(0)