おひさ~
Risarisaです
研究室にこもりっ切りで頭がドリフなの
ちょっとはコメントしなきゃ、と思って。
新生銀行について少し調べてみました。主にCitiBankとの比較ということになりますが、わたしが考える限りCitiBankの方が使い道が多いというか、有益だと思います。
CitiBankの魅力 のところでお話しましたが、海外送金に関して新生銀行では一律1件4000円でCitiGoldなどのようなサービスはありません。
一応、
新生ウェルスマネージメント というのが資産総額1億円以上で対象になるようですが、特に内容は専任のアドバイザーがつく程度であまり使えませんね。
少しだけ有用かなと思えるのは、国内他行宛の振込みが
月間5回まで無料 であるという点くらいでしょうか?
大和証券はどうでしょう?
ここでは必然的に
野村證券 との比較になると思いますが、Einthoven先生のところであった
資金流通ルート としてもあまり効果がなく、
債券 種類・取り扱い数ともに野村證券と同等だと思います。
やはり総合的に見ても野村證券のほうが有用であるように思います。
また、気づいた有益な点があれば随時書き加えますね。
早く、お風呂に入らなきゃ
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Einthovenです。
1999年に米政府が『大豆タンパクが心血管疾患の予防になる』という見解を示してから、米国では大豆ブームになっています。
豆腐なんかが米国スーパーの店頭でも売られています。先日、テレビ東京『WBS』でも特集を組んで解説していました。大豆加工食品市場は年々拡大しており、今後も拡大をしていく見通しのようです。
米国大豆加工食品市場では21%で米系会社がトップシェアですが、20%を日本のハウス食品が、それに続いて森永乳業がシェアを拡大しています。
消費に関しては中国やインドの人口増加に目が行きやすいですが、先進国でも消費ニーズはどんどん変化していることを忘れてはいけませんね。
コモディティファンドに目をやるとRogers International Commodity Indexでは大豆は2.0%で、Dow Jones AIG Commodity indexでは7.8%、Goldman Sachs Commodity Light Indexでは2.95%です。
まだまだコストは高いですが、投資信託で大豆に主に投資したいなら
Eトレード証券 で購入できるDow Jones AIG Commodity indexをベンチマークとする
日本投信コモディティインデックス・オープン が、その趣旨に沿っていることになります。
インフレヘッジとして考えてみましょう。
お疲れ様です、嶋田です。
やれやれ、少し前にやっとアメックス(American express card)からインビテーションが来てプラチナカードを入手しました。おそらく
先に話をしたCIC にて忌まわしいデータを消したことによるのだろうと推測します。
各社プラチナカードやブラックカード(Amexはセチュリオンカード)がありますが、それぞれ年会費なりの有効な特典が多々あります。
その中でもアメックス・プラチナカード(年会費89250円)はやはり秀逸です。
まずは
コンシェルジュ・サービス でしょうか。
24時間年中無休対応でレストランや料亭、チケットなどの手配をしてくれます。対応も非常に丁寧で感心します。海外でも非常に有効です。
さらに海外旅行傷害保険ですね。
死亡・後遺障害保険金が最高1億円(旅券などをAmexで購入していない場合は最高5000万円)、傷害・疾病治療費保険金は最高1000万円、賠償責任保険金は最高5000万円など、海外へ行くことが多い方にはかなり魅力的な内容です。
国内旅行傷害保険も相当充実しています。
他にも細かいところで年会費なりのサービスが存在します。航空券無料アップグレードや無料コンパニオンシートなどがあります。
家族カードが無料ですから夫婦や子供も含めれば、年会費は安いと考えることもできます。
詳しい情報を当ブログでも紹介していきます(以前、Einthoven先生の財布には黒いものがあったように見えたので、その辺りも...)が、すぐに知りたい方は日本インターネットパートナーエージェンシーが運営する
Amexfan.com はかなり詳しく紹介しています。
アメックス・プラチナへの道もこの一枚から
Einthovenです。
今回紹介するのは、Burton G. Malkiel(バートン・マルキール氏)の著書『A Random Walk Down Wall Street(邦題; ウォール街のランダムウォーカー)』です。
この著書は初版が1973年であり、その後、度重なる追記により2003年までと現在まで斬新さを欠くことなく読まれているものです。
タイトルにもあるように、第1章では株価はランダムウォークであることから言及が始まっています。つまりランダムということは予測不能であり、『ケインズの美人投票』や『オランダのチューリップ・バブル』などの例を挙げて株式投資の本質に迫ります。
後半では『ウォール街の歩き方の手引き』と題して、最適の投資法について彼独自に迫ります。
ここでも根拠は長年のデータであり、ロジャー・イボットソンのデータを引用しています。
この著書でもひとつの投資戦略としてJeremy J. Siegel氏と同様、インデックス投資を挙げており、我々に安心感を与えてくれました。
マルキール氏の著書はAmazonで購入できます
まいど、嶋田です。
ダイヤモンド9月号特集『リストラ父さんフリーター息子』で正社員とフリーターで時給を職種別で比較した2006年版労働経済白書のデータがありました。
それによると医師は正社員では時給4372円、フリータードクター(FD)では9846円と2倍以上の差があります(平均勤続年数4.8年 vs 4.7年)。
まあ、医師にとっては当たり前といえば当たり前の話ですが、こういった例は特殊でほとんど職種で正社員の方がフリーターの時給を上回っています。
医師の場合は特殊免許を要すからとはいえ、格差が2倍以上というのは需要と供給のバランスも内包しているのでしょう。医師に関してやはり相当需要が供給を上回っているのでしょう。
もちろん、年収換算にすればどうなるかはその人の労働時間次第ということになります。
ちなみに医師のようにフリーターの方が正社員の時給を大きく上回る職種は、ほかに放射線技師(1.64倍)、理学・作業療法士(2.44倍)、大学講師(1.78倍)、タクシー運転手(1.15倍)などがあるようです。
大学講師などになると能力給がかなり含まれることになると思いますが、医師の場合は能力給がFDで加味される例は少ないか、あっても大した差はないように思いますね。
なかなか興味深い記事だったのでコメントしてみました。
フリーランスになろうと思ったら
民間医局 by メディカルプリンシプル 。
おはようです、嶋田です。
近年、世の中では若者のニートやフリーターといった事が社会問題になっていますね。
医師の場合はどうでしょう?
言ってみればアナウンサーみたいにフリーランス・ドクターとでもいいましょうか?そんなフリーランス・ドクター(FD)は医療界ではどういう役割を果たすのでしょう?
普通、医師は大学を卒業して大学医局か市中病院で研修・経験を積んで10年程で一応、一人前と言われるようになります。外科医の場合は違いますが。
その後特定の医療機関で更なる経験、研究、専門性を増していき、最終的には一定の役職に落ち着くか、開業するかするわけですね。
FDは特定の病院などの医療機関に所属しておらず、近年発展してきた医療斡旋業者(ドクターエージェエント業)などを通してアルバイトを主として収入を得ると仮定する。
そうすると、FDは必然的に医者の足りていない病院へ赴くことになり、医者の足らない地域への医者不足を穴埋めすることになるわけです。最近、地方国立大学の医学部入学人員増加が行われる程、地方の医者不足は深刻です。
これを補うことができるのは短期的にはFDであるとも言えますね。
だって今医学部1年生が増えたって、1人前になるのは15-20年後くらいなんですから。
医者の立場から見れば、FD(こんな言葉はありません)なんか専門性もなけりゃ、ただフラフラしているような印象ですが、実は現代医療の溝を埋めるという需要な役割を果たす可能性があるわけですね。
実はあまりバカにできないですね。
物事にはいろんな側面があります。物でも人でもある一面だけ見て判断はしないほうがいいでしょうね。
医療についてブログは
『ゆる~い』医療ネタ フリーランスになろうと思ったら
民間医局 by メディカルプリンシプル 。
Einthovenです。
日興の『
投信スーパーセンター 』が昨日オープンしました。前回、お話したように私自身はあまり期待していなかったのですが、やはり残念な結果でした。
TOPIXや日経225に連動する国内株式インデックス商品はいろいろありましたが、驚きはノーロードでない商品がかなりあることです。
こういう商品はどんな人が買うのでしょうか?
外国株式インデックス商品もSS外国株式インデックスファンド、ドイチェ世界株式ファンドB、中央三井外国株式インデックスファンドなどあることはありますが、販売手数料がかかりコストが高いので買えません。
強いて言えば外国株式クラスで
PRU海外株式マーケット・パフォーマー
販売手数料0.525%(1億円以上はノーロード)・信託報酬0.84%・信託財産留保金0.2%
プルデンシャル・インベスト・マネジメントが運用する外国株式インデックスファンドでベンチマークは
MSCIコクサイ (日本を除く)です。為替ヘッジなし。積み立て買い付け可能。
さらに債券クラスでは
PRU海外債券マーケット・パフォーマー 販売手数料0.84%(1000万円~1億円なら0.525%)・信託報酬0.6825%・信託財産留保金0.1%
プルデンシャル・インベスト・マネジメントが運用する債券インデックスファンドでベンチマークはシティグループ世界国債インデックス(日本を除く)です。為替ヘッジなし。積み立て買い付け可能。
これはアリではないでしょうか。
実際、海外債券インデックスファンドでなかなか良いものが無く、PRU海外債券マーケット・パフォマーのコストは比較的安価に抑えられています。
全く違う商品とも考えることができますが、長期的にはもう少しコストの抑えられた物価連動国債インデックスファンドがあれば、その方がいいように思います。
現時点の物価連動国債インデックスファンドでは
マネックス証券 で購入できるT&D世界物価連動国債ファンド(販売手数料なし・信託報酬0.945+0.32%・信託財産留保額0.2%)が最もコストを抑えた商品だと思います。これもまだまだ高い印象ですね。
ただ物価連動国債ファンドはなかなか難しい商品で、さらに世界分散となると各国のインフレ予測、金利局面などから複雑怪奇で読めない部分が多くあります。
やはり、個別の国債を買ったほうがリスク、コストとも抑えられるようにも思います。私には更なる勉強が必要です。
では。
Einthovenです。
もうかなりの方がご存知だとは思いますが、明日(2006年10月23日)より日興コーディアルグループによる『
投信スーパーセンター 』が開店?します。
以下、ロイター通信の記事(10/20 東京)を一部引用させていただきます。
日興コーディアルグループは、インターネット上で投資信託を専門に販売するサイト「投信スーパーセンター」を23日に立ち上げる。広報担当者によると、系列以外の運用会社の商品も含め国内最大級となる500本程度の品揃えを予定しており、これまで投信を買ったことのない未経験層の取り込みを目指す。
(一部省略)
系列を超えて多くの商品を集めるために「日興」ブランドは使わない。同広報担当者によると、スタート時には約50社の投信会社が参加するが、野村、大和系列は含まれていない、という。
個人マネーの「貯蓄から投資」への流れが加速するなか、国内籍の公募投信残高は9月末に62.3兆円と2カ月連続で過去最高を更新した。
国内で販売されている公募投信数は外国投信を含めると3000本を超えており、日興は「将来的には、スーパーセンターの品揃えを1000本程度まで広げたい」(同広報担当者)としている。
販売手数料については、証券会社や銀行の窓口で購入する場合と変わらない予定だが、「投資家は幅広いセレクションから比較しながら商品を選べるメリットがあり、欧米では同様の専用サイトによる販売が普及している」(同広報担当者)。
商品リスクの説明責任については、「購入前にチェックポイントをいくつも設けて、リスクについても十分理解した上で購入してもらうしくみにしてある」(同広報担当者)という。
(引用終了)
>> 品揃えを1000本程度まで広げたい<
何故、これ程の数が必要になるのか分かりませんね。種類が多ければ多いほど良いわけではなく、よりローコストの効率良くリスク分散された商品が投信としては良い商品だと思います。
そんな商品が500あるいは1000本もあるはずがありません。
消費者の選択の幅が広がるように言っていますが、初心者やあまり不勉強の方なら迷うだけでしょう。
>> 販売手数料については、証券会社や銀行の窓口で購入する場合と変わらない予定
実際のオープンを待ちますが、これが本当なら我々が購入する商品はほとんどないでしょう。残念な結果になりそうです。
日興コーディアルグループは先の
デビットカードの件 にしても、今回の投信スーパーにしてもかなりradicalに戦略を練っているようで、その点は感心しています。
ただ、対象と考えている消費者のレベルを低く設定しているような気がします。
商売ですから最も儲けられる母集団にターゲットを絞ることは当然ですが、もうワンランク上のニーズも汲んで欲しいものです。
しかし、こういう一種の投資ブームになるとインデックスの変化はどうなるのでしょうか?よく考える必要があります。
それについては今後言及していきます。
今回は日経文庫から出版されている『債券取引の知識』を御紹介します。
私は
債券 が
株式 に比べると投資対象として非常に難しいと思っています。債券にはいろいろな側面があり、また影響を受ける要素が多いように感じるからかもしれません。
そんな債券についての投資を考えているなら、この著書は非常に有効だと思います。債券自体に関する基礎知識はもちろん、債券投資の基礎についても詳細に解説されています。金利と債券は切っても切れない関係です。
さらに深くつっこんだ「Duration」などの考えは債券を売買するときには必須の概念です。これについても詳しく紹介されています。
さらに、債券相場を変動させる要因に関して、金利はもちろん、その金利に影響を与え得るたくさんの要素に関しての説明もあります。
非常にコンパクトにまとめられ、かつ初級から中級くらいまでの内容は含まれており良書であると思います。
現在、わが国でも個人向け国債として気軽に投資対象にされていますが、その奥は深く、じっくり考える必要があるでしょう。
当然ですが
債券は十分リスク商品 です。
そのことがこの著書で理解していただけることと思います。
『債券取引の知識』はamazonから↓
おはようございます、Einthovenです。
私自身は資産運用を考える過程は①リスク ②コスト ③リターンの順です。
リターンは高ければ高いほどいいに決まっていますが、まずリスクを抑えることが大切でその上で最大のリターンを求めることにしています。
もちろん、このリターンの中にはコストも含まれており、リターンを手っ取り早く上げるにはコストを最小化することです。
シーゲル氏の著書『
株式投資 』にはこれが全てといってもいいような図表があります。邦訳第1版であれば36頁に相当する表がそれに当たります。
この表自体を載せることはできませんが、横軸に年平均利回りの標準偏差、縦軸に年平均利回りとされています。これに対し保有年数ごとに株式保有率と長期国債保有率を第3軸にとり、リスクを最小にする組み合わせを表しています。
しかもデータは1802年~2001年の200年間のものであり恐ろしいデータです。
この表では保有期間が長くなるほど年平均利回りの標準偏差は縮小し、それにあった株式保有率がひと目で分かるようになっています。さらに長期保有(20-30年間)では長期国債組み入れ率が高いほうがボラティリティは大きく、リターンが低いという点も着目すべき点です。
資産運用・株式投資・債券投資を行う方には是非見ていただきたい表です。
シーゲル氏の著書はAmazonで購入できます
Einthovenです。
資産運用を考える上でリスクとリターンはとても大事なことです。
まずこの世には、ハイリスク・ハイリターンかローリスク・ローリターンしか存在しないということは理解していた方がいいと思います。騙されないためにもです。
ローリスク・ハイリターンなんて商品があれば、皆これを買います。これらのほとんどは詐欺紛いの商品です。逆にハイリスク・ローリターンなんか誰も見向きもしません。
ではどう考えればよいのでしょうか?
まずリスクについては何度か言っていますが、具体的には何なのでしょう?
それは「短期的な変動率」の事だといっていいでしょう。これは「ボラティリティ(標準偏差)」として数値化されます。
具体的な資産クラス毎の大まかな年間最大変動率と年間リターンは内藤忍氏の著書『
内藤忍の資産設計塾 』に記載されています。
各資産の変動率を考え、御自身のとれる年間最大損失額を計算してみてはどうでしょう?先にも言及しましたが、一般的にある年齢以上になると1年間にとれるリスクは小さくなっていきます。
それは収入が減るあるいは無くなるからです。
こうなれば短期リスクの低い商品に資産をシフトしていかなければなりません。
少し計算好きの方には以下の数式に当てはめるとリスク資産組み入れ上限額(万円)が算出できます。
リスク資産組み入れ上限=(L+T×I)/(D+I)
L; 年間損失許容額(万円)
T; 運用資産総額(万円)
I; 無リスク資産の運用利回り(%)÷100
D; 年間最大損失率(%)÷100
例えば、運用資産が1000万円、無リスク資産運用利回りが0.3%、各資産クラスで算出した年間最大損失率の加重平均が25%、年間損失許容額が100万円だったとすると
リスク資産組み入れ上限額=(100+1000×0.003)/(0.25+0.003)
= 340(万円)となります。
同じ条件で資産を国債だけと仮定し、さらにインフレによる調整を行わないとし、年間最大損失率10%であれば
リスク資産組み入れ上限額=(100+1000×0.003)/(0.1+0.003)
= 1000(万円)となり1000万円全額をリスク資産としても構わないという計算になります。
ちなみに我々が提案する投資法はローリスク・ミドルリターンを目指すものです。
次回はこのミドルリターンなどリターンについて考えましょう。
内藤忍氏の著書はamazonから購入できます
おは、嶋田です。
先月から三菱UFJ銀行は個人顧客に対してATM引き出しを
1日最大50万円まで に制限しました。
CitiBankもそうですが...
誰のMoneyだと思っているのでしょう?
今までの200万円までから1/4にするとはどういう了見なのでしょうか?実際、不自由に感じている方も多いのではないでしょうか?
振り込め詐欺対策などと称しているが、思惑は別にあるだろうし、こんなことやってたら小金持ち達は逃げていきます。
ただでさえ顧客満足度が低い金融機関なのに何やってるの?って感じです。
さらにこの他に海外送金は手数料UP、月間送金200万円までと制限され、あ~目が当てられません。
こんなところはさっさと口座閉鎖して邦銀として比較的radicalな新生銀行あたりに移そうと思います。
ちょっとした不満でした。
ちなみに三菱UFJ銀行の窓口で申請すれば以前同様、200万円までの引き出しが可能になりますが、面倒くさい。
おはようございます、Einthovenです。
今までインデックス投資について私は肯定的にのみ言及してきましたが、インデックス投資にも否定的な見解が多くあります。
例えば、市場時価総額のウエイトをベンチマークにしたインデックスファンドは「割高な大型株を相対的に多く保有すること」になります。
したがって、割安な株式の保有率は相対的に低下し効率的でないという見解があります。
さらに組み入れ銘柄数の非常に多いWilshire5000などをベンチマークにしているインデックスファンドには流動性の低い小型株が含まれることになり、定期的に行われるリバランス(インデックスのウエイト変更に伴うファンド調整)によって「低流動性による高い取引コストなどを被る」などの見解もある。
しかし、こういう可能性は完全には否定できないとは思いますが、過去のデータ、インデックス投資の透明性(アクティブファンドはファンドマネージャーが何をやっているか分からない)やtime effectivenessなどを総合的に考えると現段階では私にとって、インデックス投資は最良の投資法ということになるということです。
私はファイナンスのプロになるつもりはありません。
もっとやりたいことがたくさんあるのです。
だから70点~80点の回答率でいいと考えています。十分合格点でしょう。
最低限、何をベンチマークにしているかということやそのベンチマークにしているインデックスの過去の成績、市場における割合などについては抑えておいたほうがいいと思いますが。
Einthovenです。
外国ETF が楽天証券で購入できることになりますので紹介させていただきます。
楽天証券はインターネット取引専門の証券会社としては最も古く、1999年3月に楽天株式会社と三井住友銀行の出資のもと創業しました。
各種投資信託、各種株式、米国株式の現地リアルタイム取引、カバードワラントのリアルタイム取引、中国株取引、外国為替保証金取引、先物オプション取引などの取り扱いがあります。ノーロード投資信託を数多く取り扱っており計31本あります。
株式売買手数料は
国内株式では以下の通りです。
~50万円*472円
50~100万円*840円
100~150万円*1050円
150万円~*1575円
米国株式 では以下の通りです。
1取引につき31.5ドル
中国株式 では以下の通りです。
~10万円*525円
10~100万円*約定代金の0.525%
100万円~*5250円
外国証券口座手数料はすべて無料となっています。
我々の提案する投資の具体的な主力商品の概略として
①ステートストリート・外国株式インデックス・オープン
販売手数料なし・信託報酬0.9975%・信託財産留保額0.3%
ステートストリート投信投資顧問株式会社の外国株式インデックスファンド。日本を除く世界の主要国の株式市場に
MSCIコクサイ指数 をベンチマークにした投資ができる。ノーロードで世界分散ができる投信としては信託報酬も比較的安値であることも魅力。これと日本ETFで世界全体への投資が簡便に行えることになるわけです。詳細は
こちら ②大和・トピックス・インデックスファンド
販売手数料なし・信託報酬0.651%・信託財産留保額なし
大和証券のTOPIX連動型のインデックスファンドです。 これで貯蓄しTOPIX連動型ETFに移行すれば、かなりコストは抑えられるはず。
③TOPIX連動型上場投資信託(銘柄; 1306)
販売手数料なし(株式売買手数料あり)・信託報酬0.1155%(変動あり)・信託財産留保額なし
野村アセット・マネジメントのTOPIX連動型ETF。出来高が最も大きく流動性が高いと考えられる。TOPIX indexの100倍の金額から購入可能。
④三菱UFJ・チャイナオープン
販売手数料なし・信託報酬1.596%・信託財産留保額0.5%
三菱UFJ投信の香港・上海および深センの証券取引所に上場されている株式を主要投資対象とするアクティブファンド。アクティブファンドとしては比較的ローコストであることが魅力です。
香港91.13%、アメリカ3.34%、中国2.77%、台湾2.76%、 (2006/10現在)という国別組み入れ率です。業種ではエネルギー18.2%、保険12.93%、電気通信サービス12.64%、素材10.92%、不動産6.85%などといった具合です。詳細は
こちら ⑤iシェアーズ・トラスト・S&P500・インデックス・ファンド
販売手数料なし(株式売買手数料あり)・信託報酬0.09%・信託財産留保額なし
I-Shares TrustのS&P500 index連動型米国ETF。2006/10/19より取り扱いが開始となる。ニューヨーク証券取引所に上場する株式が主な投資対象となります。
それなりの額をまとめて購入することによりさらにローコストでの運用ができます。詳細は楽天証券の
米国ETFページ から
⑥ハンセン・エイチ・シェア・インデックス・ETF
販売手数料なし(株式売買手数料あり)・信託報酬0.6%・信託財産留保額なし
ハンセン・インベストメント・マネジメントのハンセン中国企業指数(H-Share index)連動型中国ETF。2006/10/19より取り扱いが開始となる。香港証券取引所に上場する株式が主な投資対象となります。
それなりの額をまとめて購入することによりさらにローコストでの運用ができます。詳細は楽天証券の
中国ETFページ から
Einthovenです。
特に考える必要もなく実直に
ドルコスト平均法 でインデックスファンドなどを買っている方は、もう少し上級
かもしれない 買い方があります。
それは市場の傾向を知るということです。
米国市場は比較的効率的であると考えられますが、日本市場はやや貧弱で非効率的要素がまだまだあると思います。ただ、そういう効率性などの傾向ではなく月別・曜日別で株価の動向の傾向を知っておくと、ただ愚直に買うより賢くなった気になります。
利益につながるかはデータの元手が米国市場の過去のものですから日本市場に関しては分かりません。
言ってみれば、大学受験で自分が受験する以外の他大学の過去の問題を分析して、傾向と対策を練っているようなもので信憑性は不確かです。外国ETFもネット証券で買えるようになり、米国への投資ならもう少しまともな試験対策になるでしょう。
医学もそうですが多くのデータは欧米に頼っています。米国人と日本人はどう見ても違います。しかし医学では薬の用量などの違いはありますが、ホモ・サピエンスとしてかなり同等に考えられています。
市場も同様なのかもしれません。
具体的に米国市場では「1月効果」と「9月効果」という言葉があります。端的には1月には株価が上昇傾向を示し、9月は株価が最も上昇しにくい傾向のある月であるということです。これには行動ファイナンスなどいろいろな原因が考えられていますが、過去のデータからはこういう傾向があるということです。
さらに、曜日別では月曜日が最も株価が上昇しにくいようです。これに関しては米国だけではなく世界のほとんどの国で同じ傾向があるとのことです。また、月内変動として月の前半よりも月末の方が株価は上昇しにくいというのもあります。
総合的にみて、この傾向をドルコスト平均法に取り入れるなら、「月末の月曜日の終値で買う」ということが有効かもしれません。ただし、月の最終日は株価が上昇傾向ですのではずしましょう。
さらにボーナスがあれば、それは9月末の月曜日の終値で使うといいかもしれないと言えます。
株は下がったときに買うことが長期的には有利だからにほかなりません。
時間がなく忙しい方にはこの「アクティブ・ドルコスト平均購入法」がいいかもしれません。
まいど、当直明けの嶋田です。
今日はかなりうれしいNEWS!
10/19から、とうとうネット証券でも海外ETFを買える時代に突入する。先陣を切ってくれたのは楽天証券。
今までも一応大手証券会社で海外ETFを購入することはできたのですが、初期コストが高すぎ!コスト削減のためネット証券での取り扱いを多くの方が切望していたことでしょう。
僕も再三、証券会社数社に要望してきました。念願叶ったって感じです。
今回登場した海外ETFは
I-Shares S&P500 Index Fund (米国),
NASDAQ 100 Trust Series1 (米国),
Tracker Fund of Hong Kong (香港),
Hang Seng H-Share Index ETF (香港)の4本。
コストは米国・中国株式販売手数料と同額で楽天証券では米国株式1取引につき31.5ドル、中国株式10万円以下=525円、10万~100万円=0.525%、100万円以上=5250円の販売手数料である。
それなりの額のETFを一度に購入すればインデックスファンドよりコストは早期に軽減されるだろう。
ちなみに信託報酬は
S&P500指数連動 で0.09%、
ハンセンH株指数連動 で0.6%(変動あり)となっている。
今後、やはり期待すべきは
Eトレード証券 。販売手数料が魅力でかつ、より分散の効いたindex(Wilshire5000やMSCIなど)のETFが出ればbest。
楽天証券の対応には非常に感謝している、各社も続くことだろう。
こんばんは、Einthovenです。
実際に
証券会社 や
銀行 に口座を開き、いざ投資信託でも外貨預金でも始めようと思ったとき、どのように買っていきますか?
その方法もいろいろあるのです。
本当に時間が無くてあまりコマゴマと『投資ごとき』に時間をかけたくないという方やあまり興味ないけど勉強せずにとりあえず始めたい方には『ドルコスト平均法』という買い方をお勧めします。
これは、
毎月一定金額を頭なんか使わずに決まった日に購入する 、といったものです。
利点として平均すると、とんでもない高値で買ってしまうことはなく『そこそこ』の平均取得額でいけるということです。
時間的分散によるリスク軽減 と言い換えることもできます。
もう少し几帳面というか、きっちりやりたい方にはプーリング法という方法をお勧めします。
私は後者で購入しています。どういうものかというと、自分である程度ルールを決めておきます。
例えば1米ドル=110円以上の円高でしか購入しないとか、平均株価が直近3ヶ月で10%落ちたときしか購入しないなどです。
なかなか思い通りにならず、買えないときはMRFにプールさせておけばいいのです。別に長期運用なのですから2ヶ月や3ヶ月、1年だって大した期間ではありません。
あせらず株価が下がって皆が落ち込んでいるときに、笑いながら買いましょうという方法です。
この投資法は精神衛生上、非常に楽です。
これは長期投資では非常に大事なことで、忙しい方ならなおさらです。
どちらでもいい(大差がない)と思いますが、実際御自分にあった方法を試してみてください。
では。
Einthovenです。
米大手証券メリルリンチなどが日本を含むアジアの8カ国・地域を対象に昨年末に実施した調査によると、日本の富裕層人口は141万人で、アジアの富裕層の59.3%を占めたようです。2位は中国の32万人で、韓国、インドと続きます。ただし日本の富裕層人口の前年度からの伸び率は8市場で最低だった、ということです。
ここで気になるのが富裕層とはどのくらいのお金持ちのことかということである。ここでは「100万米ドル以上(約1億1900万円)の純金融資産を持つ個人」を富裕層と定義されています。
たしかにこれだけの純金融資産を持っていれば裕福だとは思いますが、
『経済的独立』 を果たすにはまだ随分と足らないように思います。
私個人としては『富裕層』はいつ仕事やめても生活できる人々と感覚的に思っていただけに少し違和感が残る定義であると感じました。
皆さんはいかがでしょう?
Einthovenです。
これまではすべて金融資産についての話をしてきました。
Moneyに執着のない人にはあまり興味がわかなかった内容であったかもしれません。私自身も実はそれ程Money自体には興味はありません。
ただ私は思うところがあり、早期に
『経済的独立』 を実現する必要が出てきたのです。
普通、人は自分の思うような人生を生きたいと考えます。やりたくない仕事、職場でのストレス、つらい人間関係、経済的困難などは可能であれば避けたいとも思っています。
本当に自分のしたいことをできている人はどれ程いるのでしょうか?
もし、それが経済的理由でできないのであれば、それはとても悲しいことです。日本の医師などは裕福層(
富裕層 ではない)に分類されますので、あまりその事を自覚する方は少ないでしょう。
しかし一般的には、Moneyに縛られ経済的理由でやりたいことをできない、思うような人生を送れない人々はかなりの数いるのです。
Money自体にはそれほど意味は無く、思うような生き方をするための基本的な道具のひとつだと私は考えます。
医師の中でも経済的理由で現在の環境に縛られている方もいるのではないでしょうか?
医師であり目の前にいる人を助けたい、将来生まれてくる子の病気を治せるように研究したい、自分の存在意義としての医学に邁進している素晴らしい先生方も多いことでしょう。
医師の中には、所謂、『人的資産(human wealth)』である人間としての価値、能力にかなりのウエイトをおいている
つもり の方が多くみられます。
それは個々人の問題なので構わないのですが、しかし、一方で世の中では『レストランに行って文句を言うのは医者』『車のディーラーで絡むのは医者』『ゴルフ場でマナーが悪いのは医者』などの風潮もあるのです。
医師の人的資産の中には医学知識、医療技術のほか、一般常識や他者への思いやり、自分への愛情なども含まれます。
誤解がないように断っておきます。
一般的には人的資産の配当を労働所得として扱います。つまり、労働所得の多い方は人的資産を多く有していると言い換えることができます。
その中身は能力かもしれないし、人脈や人柄から得られるものなのかもしれません。今回は、少しばかり意味を換えて説明させていただきました。
人的資産を大事にしてください。
どんな方にも当てはまりますが、経済的事由で人的資産が侵されないように金融資産に対する最低限の常識は学ぶ必要があると、私は考えます。つまり『人的資産』と『金融資産』のバランスは非常に大事なのです。
このBLOGに書いてあることが少しでも皆さんのお役に立てばと思っております。
Einthovenです。
今回はJeremy J. Siegel(ジェレミー・シーゲル)氏の著書『Stocks for the Long Run(邦題;株式投資)』を紹介しようと思います。
端的に言ってこの著書は膨大なデータの解析により明らかになった最適な投資法を記したものであります。
その膨大なデータというのが何と過去200年間にわたるわけです。
医者である私はもちろん、臨床研究・基礎研究にも携わるわけでありますが、さすがに200年のデータは扱いません。せいぜい30年前後でしょうか?
しかもかなり詳細な解析をしており、まさに感服してしまいます。
この本を最初に読んだのは日本訳の出たつい数ヶ月の話で、これは『とんでもない本だ』というのがfirst impressionでした。
さらに私の今までの投資方法が間違っていないことを再確認でき安心感も同時に得られたというものです。
これが高々2520円(税込)で購入できるとは何かもったいないという気もしますが、個人投資家でもこれくらいの内容は知っておかなければいけないと思います。
是非一読して下さい。
内容は1802年からの米国市場におけるデータを背景に株式の歴史、
株式 ・
債券 のリスク・リターン、国際分散、インフレ率など多岐にわたります。
これを一冊読めば、株式投資に関しての基礎的な部分はかなり補完して余りあることでしょう。
そして私の提案する資産運用法がおおよそ正しい方向を向いていることを理解していただけると思います。
では。
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現在の米国市場の過熱ぶりは、株式の平均への回帰を考えると将来のリターンを減じる可能性があります。平たく言えば、割高感が強いように思います。
NYダウが史上最高値を記録している昨今ですが、NYダウはダウ工業株30種の平均であり我々の考える投資には今ひとつそぐわないと考えます。組み入れ数が少なすぎ、大型株が多いからですね。
MSCI US broad market index の銘柄を考えると、そこにはNASDAQ上場のハイテク株も多く含まれており、米国全体の熱狂を反映して上昇傾向は強いものの、NYダウだけの上昇率とは一線を欠きます。
長期上昇局面にある
米国株式 に私自身は現在投資を凍結させております。
大局を読み20-30年後のリターンを意識すると、現在のようなあまり根拠のない割高米国株式は魅力的に見えない。いろいろな考え方があるでしょうが、私はそう思います。
年率5%でいいなら今後、明らかに金利低下局面に入ろうとしている
米国債 に投資したほうがマシでしょう。米景気減退しているときに、笑いながら米国株式市場を買っていこうと思います。
できるだけ早期に、radicalな証券会社に外国ETFを低コストでの提供、低コストの債券インデックスファンド(物価連動債含む)の提供を実現していただきたいものです。
嶋田です。眠いです。
先日、日経新聞で日興コーディアル証券からデビットカードが10月から発行されるという記事があった。提携はVISA internationalとトヨタファイナンスで、証券口座からの決済となる。
最大の特徴は
外貨決済 (米ドル決済)ができるというもの...
これは非常にいい傾向ですね。
僕たちの向いている方向と一緒です。
ただ今回は米ドル決済だけであり、今度ユーロ、GBポンド決済もできるようになるといいですね。
ただし、僕の場合は日興に現段階であまり魅力的な外貨建て商品がないので口座開設には至りません。
日興ビーンズとの共同経営である
マネックス証券 は間違いなくやってくれることでしょう。
期待してます。
Einthovenです。
Risarisa先生経由であるブログにアクセスしました。Authorは嶋田忠信。忠信先生のブログのようです。
『医師によるホンネの医療ネタ』というブログタイトル。忠信先生は私に内緒にしていたようですね...
内容を拝見してみました。まだ立ち上げたばかりのようです。
言葉は敢えてそうしているのか、少し下品ですが内容はなかなか面白そうなので、
LINKs にリンクしました。
医者として見ても、そうでない立場から見ても面白いと思います。
汚い言葉の中に鋭い考察があるように思います。
褒めすぎですね、やめましょう。
でもどうして、私に内緒にしていたのでしょう?是非、一度ご覧ください。
>>>
『医師によるホンネの医療ネタ』
嶋田です。
野村證券 で外貨資産を運用しているとひとつの疑問にぶつかります。
外貨MMFがいいのか、野村ボンドトラストセレクトがいいのかということです。
普通一般的には、金利上昇局面では短期ものの高利付債あるいは
外貨MMF で運用するでしょうし、金利低下局面にある通貨は割引債で運用するでしょう。
債券クラスを売却あるいは償還した後にMMFにするか、ボンドセレクトにするか迷うとういうわけです。
MMFは以前Einthoven先生から話があったと思いますが、ボンドトラストセレクトの内容はかなりMMFと似ていて、各通貨建ての信用度の高い残存期間の短い証券、コマーシャル・ペーパーなどに投資しています。
税制面でも外国籍の公社債投資信託扱いでMMFと同じです。
一番の違いは分配回数です。
MMFは年4回の分配が行われるのに対し、ボンドトラストセレクトは年1回です。分配が少なければ長期投資においては課税回数が少ないことになり有利と考えられます。
さらに利回りは若干MMFの方が良く、信託報酬はボンドトラストセレクトの方が少ないです。一長一短でありますが、現在ボンドトラストセレクトはオンライントレードでは売買できないという最大の欠点がありMMFの方に利便性がありそうですね。
考え方はそれぞれ違うので御自身にあった方を選んだほうがいいでしょう。
細かいところでした。
Einthoven(アインホーフェン)です。
前回、
資金流通ルート のところで野村證券の話をしました。
本日はその野村證券をご紹介します...
野村証券は1925年の設立から始まる証券会社最大手です。
ネット証券という意味では、最近ジョインベスト証券という小会社を設立しました。
今回はネット証券ではない大元の野村證券について紹介したいと思います。私の提案する資産運用について野村證券で使える部分を特徴として紹介します。
野村證券の魅力は、何と言ってもやはり扱っている
国債 の種類・数でしょう。
日本国債をはじめ、米国債・独国債・仏国債・カナダ国債・豪国債・ニュージーランド国債など主要国債を国内最多クラスで扱っていることは最大の魅力です。
さらに国債償還後や売却後に外貨資産を無駄なく運用するためのMMF、野村ボンドセレクトトラストも通貨種類が多く利用価値は大きいと考えます。多くのネット証券では未だ国債の取り扱い数は少なく、さらにその後の運用もその通貨の
MMF が無いなど無駄が出てしまいます。
現物債券取引をするなら野村證券はお勧めです。
もうひとつの魅力は外貨資産をそのまま国内金融機関に無料送金できるということです。外貨国内送金できるだけでも魅力であるにもかかわらず、それが無料とは素晴らしいことです。
資産の流し方のところでお話しましたが、
外貨資産の流通ルート としての野村證券は重要であると考えます。
投資信託や株式売買に関しては、やはりネット証券にノーロード商品数・手数料などの点で遠く及びませんが、それでも証券会社としての信用度、債券取引、外貨資産流通に関しては秀逸です。
さらに口座管理料があります。口座としての区分けは国内株式・ミニ株がひとつの口座で年間1575円(MRF自動引き落としでない方は年間3150円)、国内債券・国内投資信託は無料、外国株式・外国債券・外国投資信託は年間2000円(MRF自動引き落としでない方は年間3150円)となります。
ノムラ外貨MMFやボンドセレクトトラストは口座管理料は無料です。
まぁ、
野村證券のホームページ から外国債券の商品数をご覧になった方なら、この年間2000円の手数料は飲めるものではないでしょうか?
債券取引を始めるならお勧め↓
Einthovenです。
コモディティの続きです。
本日は5つのコモディティファンドをご紹介します。
①ソシエテジェネラル・商品新時代
販売手数料なし(オンラインでない場合1%)・信託報酬等3.2%・信託財産留保額0.3%
三貴商事がSGと信託契約し販売している
RICI をベンチマークとする商品ファンドです。最低買い付けが10万円からと下記の大和証券のものより低価格からの購入が可能です。
オンライン購入なら販売手数料が無料と一見目を引きますが、よく見てみると信託報酬0.5%、ゼネラルパートナー管理報酬1.7%、諮問会社管理報酬1.0%、その他(監査費用等)あり、とんでもなく維持コストが高く、しかも為替ヘッジありです。
残念です。詳細は
三貴商事 から。
②ダイワ・コモディティインデックス・ファンド(ジム・ロジャース世界探検記)
販売手数料2.1%・信託報酬1.405%・信託財産留保額なし
RICI をベンチマークとした商品インデックスファンドです。最低買い付け価格が500万円からとかなり高い設定になっています。
販売手数料は買い付け額で異なり、1000万円以下は2.1%、10億円以上なら0.525%となっています。大和証券で購入できますが、詳しくは
目論見書 をご参照ください。
③日本投信・コモディティ・インデックスオープン
販売手数料3.15%・信託報酬1.3125%・信託財産留保額0.3%
日本投信の
DJ-AIGCI をベンチマークとしたユーロ建て商品ファンドです。Eトレード証券では最低1万円から購入できます。
まだまだコストが高いですね。
④住信・コモディティ・インデックスオープン
販売手数料3.15%・信託報酬1.4175%・信託財産留保額0.3%
住信アセット・マネジメントの
GSCI をベンチマークにした円ベース商品ファンドです。
Eトレード証券 などで購入できます。
積み立てができるのが特徴です。
⑤ニッセイ・コモディティファンド
販売手数料2.1%・信託報酬1.26%・信託財産留保額0.3%
ニッセイアセット・マネジメントの
GSCI light指数 をベンチマークにしたUSドル建て商品ファンドです。
マネックス証券などで購入できます。現在ある商品ファンドのコストでは最安値と思われます。
それでも高いです。
マネックス証券 では少し前までノーロードキャンペーンをしていた商品です。
次回に期待しましょう。
*
ライジングサン さんからのコメントでコスモ証券にAIGコモディティファンド;Naturemade(ネイチャーメイド)を追加させていただきます。
(2006/11/11 嶋田忠信)
AIGコモディティファンド(愛称:ネイチャーメイド)
販売手数料1.575%・信託報酬1.26%・信託財産留保額0.3%
エイアイジー投信投資顧問の
DJ-AIGCI をベンチマークにしたUSドルベース商品ファンドです。毎月分配型。コスモ証券で購入できます。
まとめると、まだまだコストの面でかなり割高です。
インフレヘッジと割り切って投資するなら投資対象としてはアリでしょう。今後のコスト低下に期待しましょう。
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