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確定拠出年金、限度額5000円上げ要望 厚労省方針 

日本-カタール戦を見てしまっている嶋田です。こちらは悪い話ではありません。以下に引用します。

確定拠出年金、限度額5000円上げ要望 厚労省方針 (2008/11/19/ NIKKEI NET)

厚生労働省は2009年度の税制改正で、確定拠出年金(日本版401k)の掛け金の非課税限度額を最大5000円引き上げるよう要望する。企業が拠出する掛け金に従業員が上乗せする「マッチング拠出」の解禁と合わせ、401kの使い勝手を高める。
掛け金の非課税限度額は企業が損金算入できる上限。現行の限度額は企業年金を持たない企業で1人当たり月額4万6000円、他の企業年金を併用している企業なら2万3000円。厚労省はそれぞれ5000円、2500円の引き上げを要望する。
労使双方が掛け金を負担するマッチング拠出の導入は、政府が10月末にまとめた追加経済対策に盛り込まれた。マッチング拠出が非課税限度額の枠内か枠外かが焦点だったが、厚労省は限度額の枠内とすることを決めた。
(引用終わり)

今回は企業型確定拠出年金にかんする要望になります。現在年間81万6000円の拠出が可能な個人型確定拠出年金ですが、こちらの限度額引き上げもお願いしたいですm(_ _)m

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[ 2008/12/15 08:47 ] 年金/保険/税金/節税 | TB(0) | CM(0)

東京都医師国保のドック助成金制度廃止 

こういうのを「恐慌」というのでしょうね。教科書レベルです、一生に一度の体験だと思われますので存分に味わいたいと思います。嶋田です。

さて、以前の記事「医師国民健康保険」で紹介した東京都医師国保の健康診断の助成金制度が廃止になっていました。年間35000円までドックを組めるというなかなかのシロモノだったのですが、こういったものが無くなるのは世の常です。残念。。
これでフリーランス医師の健康維持には実費が伴うようになります。あるいはバイアスまみれになりますが自分でやってもいいでしょう。大体の検査は自分でできるようにしておくというのも、コスト削減の手ではありますが、自分にエコープローブを当てているのは中井貴一さんくらいかもしれません。



代替のものとして「脳血管ドック助成」がありますが臓器限定かつ15000円までの助成で使えるものではなさそうです。では。

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[ 2008/10/26 16:33 ] 年金/保険/税金/節税 | TB(0) | CM(2)

401k拠出上限額が増額か!? 

おひさ~、嶋田です。
随分間が空いてしまいましたが、生きています。
夏季休暇はゆっくりできてリフレッシュしました。食って飲んで寝て海って感じで。今は昔、既にガツガツ働いています。今年は例年のハワイから趣向を変えて、HK+BALIにしましたがなかなか良かったです。この年で初BALIでしたが、意外に清々しい気候、強烈な日差しで随分日焼けしました。

さて、旅行報告は今後少しずつしていきますが、まずは期待のニュースから。
確定拠出年金(日本版401k)の掛け金の非課税限度額が引き上げられるかもしれない、というものです。これは是非やってもらいたい。
リンク先でも記事があります。

ゆうきさんのブログ「ホンネの資産運用セミナー
エッジさんのブログ「幸せなお金持ち的日記

さらにNIKKEI NETより引用します。

非課税限度額上げ要望 日本版401kで厚労省
 厚生労働省は2009年度の税制改正で、確定拠出年金(日本版401k)の掛け金の非課税限度額の引き上げを要望する。企業が拠出する掛け金に従業員が上乗せして資金を出す「マッチング拠出」の解禁も求める。政府が6月にまとめた「骨太の方針2008」が、制度改正の結論を年内に出すと明記したのを受け、実現の可能性は高まっているとみている。ただ税収減を懸念する財務省は依然として慎重で、税制改正の焦点の1つになりそうだ。
確定拠出年金は掛け金を加入者の投資判断に基づいて債券や株式などで運用し、運用実績に応じて老後の受取額が変わる年金。自営業者らが加入する「個人型」と、企業が社員のために提供する「企業型」がある。3月末で約280万人が利用している。
(引用終わり)

個人型自営業者本人では現行で月68000円まで非課税拠出ができます。日経新聞によれば米国では年間15500ドルまで拠出できるということで、日本での最大81万6000円と比較して大きな差があります。2009年度の税制改正では是非ともこの要望を通して欲しいものです。
さらに麻生太郎氏の「300万円までの株式投資の配当金を非課税とする」案も実現して欲しいと思っています。よろしく~。

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[ 2008/08/15 02:35 ] 年金/保険/税金/節税 | TB(0) | CM(0)

SBI証券の個人型401k用投信が増えたの巻 

おはようございます、嶋田です。
人気ないとはいえ一応トップですから。

以前、記事にしたこともあるSBI証券(旧SBIイートレード証券)の個人型確定拠出年金用の投資信託ラインナップが増えていました。悪い話ではありません。
関連記事: フリーランス医師の年金 (2007/02/09記事)

・ダイワ/"RICI(R)"コモディティ・ファンド 販売手数料3.15% 信託報酬1.87%
・シュローダー BRICs株式ファンド 販売手数料3.675% 信託報酬2.02%
・SBI資産設計オープン(資産成長型) 販売手数料なし 信託報酬0.71%
・朝日ライフ 日経平均ファンド 『愛称 : にぃにぃGo』 販売手数料2.1% 信託報酬0.53%
・野村 外国債券インデックスF(確定拠出年金) 販売手数料なし 信託報酬0.22%

当然目を引くのが「スゴ6」ことSBI資産設計オープン(資産成長型)です。これについては以前記事にしました。ETF@fanのここでも紹介しています。
さらに信託報酬0.22%と格安の野村 外国債券インデックスF(確定拠出年金)の導入も見逃せません。外国株式は中央三井 DC外国株式インデックスファンドしかない状況は変わりませんが、スゴ6と外国債券インデックスFの参入でバリエーションが増えました。
ジムのRICIシュローダーのBRICsもありますが、コストは高いです。債券重視型の年金運用あるいはバランスファンドでの運用を考えているなら SBI証券は一気に最も有望な年金運用証券会社になるわけです。



フリーランスドクターになれば間違いなくこの制度を利用するでしょうし、そうでなくても節税効果はあるでしょう。みなさん、なかなかナイスなニュースです。同時に7月から他行宛振込が月3回まで無料化された住信SBIネット銀行にも口座開設するとさらにナイス。では。



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[ 2008/07/07 08:25 ] 年金/保険/税金/節税 | TB(1) | CM(0)

医師年金 

こんにちは、嶋田です。
ドル安進んでいます。ポンドも良い感じに安くなってきました。

当ブログでは、以前フリーランス医師の節税と称して「確定拠出型年金(個人型401k)」について記事にしました。その辺りに纏わることで、最近「医師年金」で当ブログにヒットされて来られる方が多いようなので記事にしてみようと思います。

関連記事:フリーランス医師の年金 (2007/02/09記事)

まず「医師年金」というのは日本医師会年金の通称であり、公的年金である「日本医師・従業員国民年金基金」と混同されているということがしばしばあるようです。
この2者の違いは「日本医師・従業員国民年金基金」のホームページで書かれているように以下のような違いがあります。

1.「日本医師・従業員国民年金基金」と「日本医師会年金」との一番の違いは、「日本医師・従業員国民年金基金」は国民年金法に基づく公的な年金であり、「日本医師会年金」は会員福祉のための私的年金であるということです。

2.「日本医師・従業員国民年金基金」は公的な年金制度(自営業者などの基礎年金の上乗せ年金)であるため、次のような税制上の優れた恩典があります。
*掛金については全額社会保険料控除の対象となり、
*受給する年金も公的年金等控除が適用され、
*遺族一時金(A型のみ)は全額非課税となります。
しかし、公的な年金であることから、次のような一律の制限条件もあります。
*会社員や公務員となり、厚生年金保険や共済組合に加入すると、
*その加入期間は基金から脱退となること、
*掛金の上限(月68,000円まで)が設定されていること、
*掛金納付期間が60歳までであること、などです。

一方、「日本医師会年金」は、日本医師会の会員福祉として運営している私的年金です。会員の利便性のほか、次のような基金年金とは異なる特徴を有します。
*厚生年金保険や共済組合への加入と関係なく加入できること、
*掛金の上限がないこと、
*60歳からでも加入できること、などです。

3.また「日本医師・従業員国民年金基金」は、家族従業員や一般従業員も加入できるのが大きな特徴です。

4.以上、両年金制度の特徴等を説明しました。医師本人のみならず、御家族等の将来のために、これらの特徴を踏まえて、両制度を有効活用していただきたいと考えております。

(引用終わり)

ここで大事なことは医師年金は私的年金であり控除の対象にならないという点に注意が必要です。その分、制約が少なく上限がないなどのメリットらしきものもありますが、予測利回りは1.5%ということですから自分で運用した方が良さそうです。
「個人型401k」と「日本医師・従業員国民年金基金」は公的年金であり性格が似ていますが、自分で運用商品を選べるという点で加入条件を満たしているなら前者をお勧めします。では。

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[ 2008/03/03 17:18 ] 年金/保険/税金/節税 | TB(0) | CM(0)

医師国民健康保険 

おはようございます、嶋田です。
以前、医師国保に関するコメントをいただきました(Dr.CFP先生ありがとうございました)。
そのコメントにもあるように普通の(市区町村の)国民健康保険より医師国保の方が有利なことが多いように思います(もちろん条件によります)。

当ブログでも取り上げている「フリーランス医師」にとっては、特に一考の価値はあると思いますので記事にしたいと思います。
ただ都道府県により規定が異なるようですので、最終的には該当する組合にご相談くださいね。

加入要件と関して(勤務医の場合)
①都道府県医師会の会員であること(都道府県医師会会員になるには地区医師会あるいは大学医師会の会員である必要があります)
②勤務先での社会保険適応がないこと
③その都道府県に住民票があること
*健康保険被保険者適用除外承認申請書などもあります

コストに関して(東京都を例にして)
①医療分保険料月額17000円
②介護分保険料月額3,000円(40歳~64歳該当者)
③地区医師会年会費(各会で異なります)、都道府県医師会年会費(東京都医師会37200円)

給付について
傷病手当金、医療付加金、入院見舞金など市区町村国保より充実しているようです。
詳しくは各組合にお問い合わせください。
*一例として京都府医師国保の給付についてリンクしておきます

保険事業に関して(東京都を例にして)
①健康診断の助成
 対象者(1)正組合員並びに正組合員の40歳以上の配偶者
    (2)40歳以上の准組合員
 支給回数: 年度内1人1回(35000円以内の助成)
②契約温泉保養所の助成
 対象者: 利用日現在当組合の被保険者である方(但し幼児など費用負担のない方は除く)
 対象施設:
国際観光株式会社(旧小田急ホテルチェーン)
芦ノ湖畔 山のホテル
仙石原 箱根ハイランドホテル
奧湯本 ホテルはつはな
(平日 3000円、休前日 4000円、夏期 5000円)←安っ!
他にもラフォーレ倶楽部、プリンスホテルがあります。

さらに産業医講習やスポーツ医講習に関して医師会員であると会員価格で受講できるものも多くあります。開業医の場合など取り上げると内容はたくさんありますですが、大雑把にこれ位で。
何度も言うようですが各組合で内容は異なりますので、より良い情報がございましたらコメントしていただけたら幸いです。
[ 2007/05/08 11:42 ] 年金/保険/税金/節税 | TB(1) | CM(6)

フリーランス医師の年金 

おはようございます。嶋田です。
確定申告の時期ですね。もう皆さん、お済でしょうか?
医師はアルバイト収入がかなりあるため、つまり複数の収入源があるためほとんどの方が確定申告しなければなりません。
僕の周りにいる方の多くは会計士に任せてやっている方が多いように思いますね。会計士や税理士は、まぁその道のプロなので僕らが知らないことを知っているのでしょう。そういうメリットは享受しそこなっている可能性はあります。ただ、何事も自分でやってみることは大事かもしれません。

話は変わり、医師の勤務形態により大きく異なるのが「年金」です。
一人法人や勤務医は「厚生年金」、公立病院勤務医は「共済年金」、フリーランスは「国民年金」となります。
年金の仕組みは厚生労働省で簡易的に知ることができます。
ベースになる1階部分の「国民年金」、それに付加する2階部分の「厚生年金」「共済年金」、さらに3階部分となります。

ここでフリーランスの2階部分に相当する付加年金が無いことになります。フリーランスは自分で年金を形成しなければならないわけです。
自分で計画的な年金資産運用をする、「医師年金」に加入するなど選択肢がありますが、税制などの観点からは「個人型確定拠出年金」が得でしょう。確定申告書をみていると「小規模企業共済等掛金控除」というのが目にとまります。ここで控除されるわけです。

自分で投資はちょっと・・・という方は「国民年金基金」でも同様の所得税控除が受けられます。

「個人型確定拠出年金」は企業では「企業型」として多くの企業が取り入れています。いわゆる「日本版401k」。
これは税率の大きくなるフリーランス医師には有効な節税になります。
*フリーランス医師とフリーター医師の定義は無視します
[ 2007/02/09 07:52 ] 年金/保険/税金/節税 | TB(0) | CM(2)