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まだまだ仕事が山積みです。嶋田です。 欧米の株高は現在それ程過熱感はなくても、何となく将来のリターンについて期待薄な感覚を持って投資し続けていることも多いことでしょう。 分散投資は必要です。ボラティリティの比較的低い(高いかもしれない)先進国への投資がメインになるのも当然でしょう。 しかし、その一部を新興国(エマージング諸国)に投資することも分散効果、あるいは退屈な先進国パッシブ投資の刺激として十分意義のあることのように思います。 そこで今回はMark Mobius氏の著書『Passport to Profits(邦題; 国際投資へのパスポート モビアスの84のルール)』をご紹介します。 テンプルトン・アセット・マネジメント代表でETF投資メインの方でもその名を知っている方は多いでしょう。 彼の紹介代わりに Bloombergの記事をご参照ください。 『国際投資へのパスポート』の邦訳は2000年発行とやや古くなった感はありますが、その核の部分は決して古くなることなく、むしろ今読んでもとても刺激的で示唆に富んでいます。 内容はとくにロシア・バルト・アジアなど新興国市場への投資が主題で、副題にもあるように84のルールとして彼の強い信念をうかがい知る事が出来る。 モビアスのルール57;他の皆が参入したがっているときに撤退すること モビアスのルール58;他の皆が撤退だと叫んでいるときに参入すること
通常の心理ではできない、あるいはやらないことで利益を生み出してきたマークモビアス氏の著書は必見です。 また相互リンクさせていただいている kz@銅鑼湾さんのブログからマーク・モビアス氏の講演(2007/1/27)のチケットを購入することが出来ます。是非ご覧ください。ブログ内容も充実しています。 僕も行きたいけど、すでに仕事が入っていて厳しい。誰か代わってくれ〜。
今回はCharles D. Ellis(チャールズ・エリス氏)の著書『Winning the Loser’s Game(邦題; 敗者のゲーム』をご紹介します。 あまりにも有名なので紹介するまでもないとも思いますが。 エリス氏は現在、インデックスファンド最大手のバンガード社の社外取締役を務めており、我々の投資の鍵を握る人物のひとりです。 この著書はタイトルが全てを象徴しており、株式投資の本質をたった日本語6語で言い当てています。 株式投資は勝つものではなく、負けないようにする戦略を説いています。本文中にはテニスを例にとって、プロのテニスプレーヤーと素人の対戦ではほとんど全てが素人のミスによる得点でプロが勝利すると言っています。 株式投資でも同様でしょう。 我々は金融のプロではない、プロでも市場に打ち勝っていくのが至難の業であるのに素人の我々はプロどころか市場にも勝てない。最初から敗者であるわけです。 ではどうすべきか?市場と引き分ければいい、ということです。 このことを著者はいろいろなエピソードを交えながら、やさしく解説しています。
我々のインデックス投資はまさに市場と引き分けをすることを目標としています。 是非、一読して下さい。では。
おつ、嶋田です。 『ヤバイぜっ! デジタル日本』を読んだ。 自他共に認める何をやってるかわからない人、ハイパーメディア・クリエーター高城剛氏の著書です。約10年前の前作『デジタル日本人』を読んだときは、『へえー、へえー』みたいな印象だったのが今回は『ほー、ほーう』って感じでした。 あまり伝わらないですね。 この本で言いたいことはデジタル、ITの時代は終わった、次は何なの?ということのようです。結論から言えば、次に来るのはサブタイトルにもなっている『ハイブリッド・スタイル』らしいです。 これは新たに新しいものの創造ではなく、既に確立したものを複合することで新たな価値を見出そうということのようです。特にこれ自体は別に『ほー』とはならないわけですが、僕が反応したのはこの文中にある『マルチスペシャリストの時代だ!』というところですね。 著者はもちろんtechnology的な部分でこの言葉を使っているわけですが医師においてどうでしょう?
確かに『医者+弁護士』『医者+作家』『医者+政治家』みたいなマルチスペシャリストはそれなりに目にします。 ただ、そういうことではなく医師は現代において、細分化された専門分野に重きを置きすぎているように思うわけです。医師は当然症状を有している人を目の前にすれば、話を聞き診察し検査をして診断します。病名がつけば治療に移るわけです。 つまり医療の根幹は診察診断学+治療学で成り立っているわけです。 日本の現代医療は後者の治療学にかなりのウエイトが置かれ、前者は軽視されているところがあると思います。 僕にとってのハイブリット、マルチスペシャリストとは初期医療における診察診断学をマルチに行える医師のことです。 こういう医師が最近とくに少ないように思います。 治療学というのはイコール技術的なところがありますから、人類の貪欲さを考えると歯止めをかけることはできません。 医療経済の抱える諸問題も多くは治療学においてだと思いますが、診察診断学を簡便かつ正確に行える医師を増やすこと、そのためのツールを作ることは非常に有意義であると感じます。 ちょっと話はあらぬ方向へ行きましたが、発展した解釈として本著書の紹介とさせていただきます。 著書はamazonで↓
Einthovenです。 今回紹介するのは、Burton G. Malkiel(バートン・マルキール氏)の著書『A Random Walk Down Wall Street(邦題; ウォール街のランダムウォーカー)』です。 この著書は初版が1973年であり、その後、度重なる追記により2003年までと現在まで斬新さを欠くことなく読まれているものです。 タイトルにもあるように、第1章では株価はランダムウォークであることから言及が始まっています。つまりランダムということは予測不能であり、『ケインズの美人投票』や『オランダのチューリップ・バブル』などの例を挙げて株式投資の本質に迫ります。 後半では『ウォール街の歩き方の手引き』と題して、最適の投資法について彼独自に迫ります。 ここでも根拠は長年のデータであり、ロジャー・イボットソンのデータを引用しています。
この著書でもひとつの投資戦略としてJeremy J. Siegel氏と同様、インデックス投資を挙げており、我々に安心感を与えてくれました。 マルキール氏の著書はAmazonで購入できます
今回は日経文庫から出版されている『債券取引の知識』を御紹介します。 私は 債券が 株式に比べると投資対象として非常に難しいと思っています。債券にはいろいろな側面があり、また影響を受ける要素が多いように感じるからかもしれません。 そんな債券についての投資を考えているなら、この著書は非常に有効だと思います。債券自体に関する基礎知識はもちろん、債券投資の基礎についても詳細に解説されています。金利と債券は切っても切れない関係です。 さらに深くつっこんだ「Duration」などの考えは債券を売買するときには必須の概念です。これについても詳しく紹介されています。 さらに、債券相場を変動させる要因に関して、金利はもちろん、その金利に影響を与え得るたくさんの要素に関しての説明もあります。 非常にコンパクトにまとめられ、かつ初級から中級くらいまでの内容は含まれており良書であると思います。
現在、わが国でも個人向け国債として気軽に投資対象にされていますが、その奥は深く、じっくり考える必要があるでしょう。 当然ですが 債券は十分リスク商品です。 そのことがこの著書で理解していただけることと思います。 『債券取引の知識』はamazonから↓
Einthovenです。 今回はJeremy J. Siegel(ジェレミー・シーゲル)氏の著書『Stocks for the Long Run(邦題;株式投資)』を紹介しようと思います。 端的に言ってこの著書は膨大なデータの解析により明らかになった最適な投資法を記したものであります。 その膨大なデータというのが何と過去200年間にわたるわけです。 医者である私はもちろん、臨床研究・基礎研究にも携わるわけでありますが、さすがに200年のデータは扱いません。せいぜい30年前後でしょうか?
しかもかなり詳細な解析をしており、まさに感服してしまいます。 この本を最初に読んだのは日本訳の出たつい数ヶ月の話で、これは『とんでもない本だ』というのがfirst impressionでした。 さらに私の今までの投資方法が間違っていないことを再確認でき安心感も同時に得られたというものです。 これが高々2520円(税込)で購入できるとは何かもったいないという気もしますが、個人投資家でもこれくらいの内容は知っておかなければいけないと思います。 是非一読して下さい。 内容は1802年からの米国市場におけるデータを背景に株式の歴史、 株式・ 債券のリスク・リターン、国際分散、インフレ率など多岐にわたります。 これを一冊読めば、株式投資に関しての基礎的な部分はかなり補完して余りあることでしょう。 そして私の提案する資産運用法がおおよそ正しい方向を向いていることを理解していただけると思います。 では。 著書はAmazonで購入できます↓
我々が独断と偏見でchoiceした著書を左の LINKsにリンクしました。 ジャンルは「投資」・「医学」・「建築学」と多岐にわたります。いずれもすばらしい良書です。 是非、一読してみて下さい。 今後、各著書についての個別の紹介を行っていく予定です。 では。
高田純次...僕の憧れの人です。 嶋田です。 人生にはいろいろな局面がありますね。 現代社会ではつらいと思う局面の方も多くいることでしょう。 そういう時、テレビで彼を見ると無性にうらやましさを覚えるんですよ。 そういう人って結構いると勝手に思っているんですが、マイノリティでしょうか? 今回、僕が読んだ著書『適当論』に関してあまり内容はありません。 精神科医の和田氏との対談形式で1時間もあれば読める内容です。 しかも感想もありません。
しかし、読んでいる最中や読んだ後に、時々笑えます。 憧れの高田純次氏も時々悩み、つらい思いをすると書いてあり当然と思う反面、勝手にがっかりした部分もあります。
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